実行時設定
php.ini
の設定により動作が変化します。
名前 | デフォルト | 変更可能 | 変更履歴 |
---|---|---|---|
mail.add_x_header | "0" | PHP_INI_PERDIR | PHP 5.3.0 以降で使用可能 |
mail.log | NULL | PHP_INI_PERDIR | PHP_INI_PERDIR) |
mail.force_extra_parameters | NULL | PHP_INI_PERDIR | PHP_INI_PERDIR) |
SMTP | "localhost" | PHP_INI_ALL | |
smtp_port | "25" | PHP_INI_ALL | |
sendmail_from | NULL | PHP_INI_ALL | |
sendmail_path | "/usr/sbin/sendmail -t -i" | PHP_INI_SYSTEM |
PHP_INI_* モードの詳細および定義については どこで設定を行うのか を参照してください。 以下に設定ディレクティブに関する 簡単な説明を示します。
mail.add_x_header
boolX-PHP-Originating-Script
を追加します。 それはスクリプトの UID を含み、その後にファイル名が続きます。mail.log
stringログファイルへのパス。mail() がコールされるたびにこのファイルに記録します。 ログに含まれる内容は、スクリプトのフルパスと行番号、そして
To
アドレスとヘッダです。mail.force_extra_parameters
string指定したパラメータを、sendmail バイナリへの追加パラメータとして強制的に渡します。 これらのパラメータは、たとえセーフモードであっても、常に mail() の第 5 パラメータの値を上書きします。
SMTP
stringWindows 環境のみで使用されます: mail() 関数でメールを送信する際に使用する SMTP サーバーのホスト名または IP アドレス。
smtp_port
intWindows 環境のみで使用されます:
SMTP
設定で指定したサーバーに接続するポート番号で、 デフォルトは 25 です。sendmail_from
stringSMTP 経由で直接送信されるメールにおいて
"From:"
に使用するメールアドレスを指定します(Windows環境のみ)。 このディレクティブは、"Return-Path:"
ヘッダも設定します。sendmail_path
stringsendmail プログラムを探すパスを指定します。 通常、
/usr/sbin/sendmail
または/usr/lib/sendmail
です。 configure は、このパスを探し、 デフォルト値として設定しますが、 これで上手くいかない場合にはこのオプションで設定する必要があります。sendmail を使用していないシステムは、 使用するメールシステムが提供する sendmail のラッパー/代替品を、 必要に応じてこのディレクティブに設定する必要があります。例えば、» Qmail ユーザーは、通常
/var/qmail/bin/sendmail
または/var/qmail/bin/qmail-inject
に設定します。qmail-inject では、 メールを正しく処理するためのオプション設定は不要です。
このディレクティブは Windows 環境でも動作します。指定された場合は
smtp
およびsmtp_port
・sendmail_from
の値は無視され、 ここで指定したコマンドが実行されます。