PHP には多くの組み込みラッパーが用意されています。さまざまな URL 風のプロトコルによって、 fopen() や copy()、 file_exists() そして filesize() といったファイルシステム関数で使用することができます。 これらのラッパーだけでなく、 stream_wrapper_register() 関数でラッパーを自作することもできます。
注意:
ラッパーを指定する際の URL 構文としてサポートしているのは
scheme://...
形式のみです。scheme:/
やscheme:
といった形式には対応していません。
目次
- file:// — ローカルファイルシステムへのアクセス
- http:// — HTTP(s) URL へのアクセス
- ftp:// — FTP(s) URL へのアクセス
- php:// — さまざまな入出力ストリームへのアクセス
- zlib:// — 圧縮ストリーム
- data:// — データ (RFC 2397)
- glob:// — パターンにマッチするパス名の検索
- phar:// — PHP アーカイブ
- ssh2:// — Secure Shell 2
- rar:// — RAR
- ogg:// — オーディオストリーム
- expect:// — 対話的プロセスストリーム