SQLite3::__construct
(PHP 5 >= 5.3.0, PHP 7)
SQLite3::__construct — SQLite3 オブジェクトを作成し、SQLite 3 データベースをオープンする
説明
public SQLite3::__construct
( string $filename
[, int $flags
= SQLITE3_OPEN_READWRITE | SQLITE3_OPEN_CREATE
[, string $encryption_key
= ""
]] )
SQLite3 オブジェクトを作成し、SQLite 3 データベースをオープンします。 暗号化込みでビルドされている場合は、キーの使用を試みます。
パラメータ
filename
- SQLite データベースへのパス。インメモリデータベースを使う場合は
:memory:
を指定します。filename
に空文字列を指定すると、 プライベート、かつ一時的なデータベースがディスク上に作成されます。 このプライベートなデータベースは、データベース接続が閉じられるとすぐに自動的に削除されます。 flags
- SQLite データベースのオープン方法を指定するフラグ。 デフォルトでは
SQLITE3_OPEN_READWRITE | SQLITE3_OPEN_CREATE
を使用してオープンします。
SQLITE3_OPEN_READONLY
- データベースを読み込み専用でオープンする
SQLITE3_OPEN_READWRITE
: データベースを読み書き共用でオープンするSQLITE3_OPEN_CREATE
: データベースが存在しない場合は作成する
encryption_key
- オプションの暗号キー。SQLite データベースの暗号化と復号に使用します。 暗号化モジュールがインストールされていない場合は、このパラメータは何の影響も及ぼしません。
返り値
成功した場合に SQLite3 オブジェクトを返します。
変更履歴
バージョン | 説明 |
---|---|
7.0.10 | filename は、空文字列を指定できるようになりました。
この場合、プライベート、かつ一時的なデータベースがディスク上に作成されます。 |
例
例1 SQLite3::__construct() の例
<?php$db = new SQLite3('mysqlitedb.db');$db->exec('CREATE TABLE foo (bar TEXT)');$db->exec("INSERT INTO foo (bar) VALUES ('This is a test')");$result = $db->query('SELECT bar FROM foo');var_dump($result->fetchArray());?>