SQLite3::backup
(PHP 7 >= 7.4.0)
SQLite3::backup — あるデータベースを、別のデータベースにバックアップする
説明
public SQLite3::backup
( SQLite3 $destination_db
[, string $source_dbname
= "main"
[, string $destination_dbname
= "main"
]] ) : bool
SQLite3::backup() は、あるデータベースの内容を別のデータベースにコピーし、 コピー先のデータベースの内容を上書きします。 このメソッドは、データベースのバックアップを作成したり、 インメモリのデータベースを永続的なファイルにコピーしたり、その逆を行う場合に便利です。
パラメータ
destination_db
- SQLite3::open() でオープンされたデータベース接続
source_dbname
- メインデータベースの場合、データベース名は
"main"
です。 一時的なデータベースの場合は、"temp"
になります。 また、ATTACH
文のAS
キーワードの後に指定された名前が使えます。 destination_dbname
source_dbname
に似ていますが、 コピー先のデータベースを表します。
返り値
成功した場合に true
を、失敗した場合に false
を返します。
例
例1 既存のデータベースをバックアップする
<?php// $conn は、既にオープンされた sqlite3 データベースへの接続です。$backup = new SQLite3('backup.sqlite');$conn->backup($backup);?>