odbc_execute
(PHP 4, PHP 5, PHP 7)
odbc_execute — プリペアドステートメントを実行する
説明
odbc_execute
( resource $result_id
[, array $parameters_array
] ) : bool
odbc_prepare() で準備された命令を実行します。
パラメータ
result_id
odbc_prepare() で取得した結果 ID リソース。
parameters_array
プリペアドステートメントの中のプレースホルダが、
parameter_array
内のパラメータで順に置き換えられます。 この関数をコールした際に、配列の要素は文字列に変換されます。parameter_array
の中でシングルクォートで括られたデータがある場合、 それはファイル名と解釈されます。そのファイルの内容が、 該当するプレースホルダのデータとしてデータベースサーバーに送信されます。シングルクォートで括られたデータを純粋に文字列として使用したい場合は、 空白などの別の文字を前後に付加する必要があります。 それにより、パラメータがファイル名とみなされることがなくなります (もしこのオプションが不要なら、別の仕組み、たとえば odbc_exec() で直接クエリを実行するなどを使用する必要があります)。
返り値
成功した場合に true
を、失敗した場合に false
を返します。
例
例1 odbc_execute() および odbc_prepare() の例
次のコードは、myproc の 3 つのパラメータがすべて IN
パラメータである場合にのみ $success
が true
となります。
<?php$a = 1;$b = 2;$c = 3;$stmt = odbc_prepare($conn, 'CALL myproc(?,?,?)');$success = odbc_execute($stmt, array($a, $b, $c));?>
INOUT や OUT パラメータを用いるストアドプロシージャをコールしたい場合は、 各データベース専用の拡張モジュール (たとえば Oracle なら oci8) を使うようにしましょう。