com_load_typelib
(PHP 4 >= 4.1.0, PHP 5, PHP 7)
com_load_typelib — タイプライブラリを読み込む
説明
com_load_typelib
( string $typelib
[, bool $case_insensitive
= true
] ) : bool
タイプライブラリを読み込んで定数をエンジン内に登録し、それらが define() を使用して定義されているかのように 扱えるようにします。
あまり融通の利く方法ではありませんが、 [[Php/docs/com.configuration#ini.com|]] 設定を利用して定数の 事前読み込みと登録をすませるほうがずっと効率的であることに 注意しましょう。
[[Php/docs/com.configuration#ini.com|]] を有効にすると、 PHP がインスタンス化した COM オブジェクトに関連付けられている定数を 自動的に登録しようと試みます。これは COM オブジェクト自身の提供する インターフェイスに依存し、常に可能であるとは限りません。
パラメータ
typelib
typelib
は、以下のいずれかの形式となります。.tlb
ファイル、あるいはタイプライブラリを含む 実行モジュールのファイル名。タイプライブラリの GUID の後にバージョン番号を続ける。たとえば
{00000200-0000-0010-8000-00AA006D2EA4},2,0
のような形式。タイプライブラリ名。たとえば
Microsoft OLE DB ActiveX Data Objects 1.0 Library
のような形式。
PHP は、この順序でタイプライブラリ名の解決を試みます。リストの下の ほうにいくほど検索処理のコストが高くなります。タイプライブラリ名に よる検索は、一致するものが見つかるまでレジストリを物理的に列挙していく という方法をとっています。
case_insensitive
case_insensitive
は、 define() 関数の$case_insensitive
とは逆の動きをします。
返り値
成功した場合に true
を、失敗した場合に false
を返します。