PHP は、HTTP クッキー(Cookie)を完全にサポートします。 クッキーは、リモートブラウザに文字列データを保存したり、 再訪するユーザーを特定したりする機構です。 setcookie() か setrawcookie() を使用してクッキーをセットすることができます。 クッキーは HTTP ヘッダの一部なので、 setcookie() はブラウザに何らかの出力を行う前にコールする必要があります。 この制約は、header() に課されているものと同じです。 また、 出力バッファ関数を使用して、 設定するクッキーや送信するヘッダの内容が決まるまで スクリプトからの出力を遅らせることが出来ます。
もし variables_order が
"C" を含んでいる場合、クライアントからサーバーへ送られた全てのクッキーは
自動的に $_COOKIE
という(常にグローバルな)配列に格納されます。
多数の値を一つのクッキーに割り付けたい場合は、[]
をクッキー名に加えてください。
古いシステム (PHP 5.3 以前) では、 register_globals が有効になっているかもしれませんが、 これは望ましくないセキュリティ上問題のある操作を引き起こす可能性があります。 仮に有効になっている場合、クッキーはグローバル変数として登録されます。
ちょっとした注意やブラウザのバグといった詳細に関しては、 setcookie() と setrawcookie() を参照してください。