Apache-nifi-logging
Apache NiFi-ロギング
Apache NiFiは、ログバックライブラリを使用してログを処理します。 NiFiのconfディレクトリにはlogback.xmlファイルがあり、NiFiでのロギングの設定に使用されます。 ログはNiFiのlogsフォルダーに生成され、ログファイルは以下のとおりです。
nifi-app.log
これはnifiのメインログファイルであり、NARファイルのロードから実行時エラーやNiFiコンポーネントで発生した通知まで、Apache NiFiアプリケーションのすべてのアクティビティを記録します。 以下は、 nifi-app.log ファイルの logback.xml ファイルのデフォルトのアペンダーです。
アペンダー名はAPP_FILE、クラスはRollingFileAppenderです。つまり、ロガーはロールバックポリシーを使用しています。 デフォルトでは、最大ファイルサイズは100 MBであり、必要なサイズに変更できます。 APP_FILEの最大保存期間は30個のログファイルであり、ユーザーの要件に従って変更できます。
nifi-user.log
このログには、Webセキュリティ、Web API設定、ユーザー認証などのユーザーイベントが含まれます。 以下は、logback.xmlファイルのnifi-user.logのアペンダーです。
アペンダー名はUSER_FILEです。 ロールオーバーポリシーに従います。 USER_FILEの最大保存期間は30ログファイルです。 以下は、nifi-user.logにあるUSER_FILEアペンダーのデフォルトのロガーです。
nifi-bootstrap.log
このログには、ブートストラップログ、Apache NiFiの標準出力(主にデバッグ用のコードで記述されたすべてのsystem.out)、および標準エラー(コードで記述されたすべてのsystem.err)が含まれます。 以下は、logback.logのnifi-bootstrap.logのデフォルトのアペンダーです。
nifi-bootstrap.logファイルのアペンダー名はBOOTSTRAP_FILEであり、これもロールバックポリシーに従います。 BOOTSTRAP_FILEアペンダーの最大保存期間は5ログファイルです。 以下は、nifi-bootstrap.logファイルのデフォルトのロガーです。