anvil-Unix、Linuxコマンド

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NAME

概要

anvil [generic Postfix daemon options]

説明

アンビルマスター

次のテキストでは、 ident は（サービス、クライアント）の組み合わせを指定します。その情報の正確な構文はアプリケーションに依存します。 anvil （8）サーバーは気にしません。

接続カウント/レート制御

アンビル

*request = connect* * *ident =* * __ string__

*anvil* （8）サーバーは、 *ident* で指定された（サービス、クライアント）の組み合わせについて、同時接続数と単位時間あたりの接続数で応答します。

*status = 0* * *count =*  *__ number__*  *rate =* * __ number__

切断イベントを登録するには、次のリクエストを anvil （8）サーバーに送信します。

*request = disconnect* * *ident =* * __ string__

*anvil* （8）サーバーは次のように応答します。

ステータス= 0 *

メッセージレート制御

アンビル

*request = message* * *ident =* * __ string__

*anvil* （8）サーバーは、 *ident* で指定された（サービス、クライアント）の組み合わせについて、単位時間あたりのメッセージ配信要求の数で応答します。

*status = 0* * *rate =* * __ number__

受取人管理

アンビル

*request = recipient* * *ident =* * __ string__

*anvil* （8）サーバーは、 *ident* で指定された（サービス、クライアント）の組み合わせの単位時間あたりの受信者アドレスの数で応答します。

*status = 0* * *rate =* * __ number__

TLSセッションネゴシエーションレート制御

新しい（つまり、キャッシュされない）TLSセッションは、次のリクエストを anvil （8）サーバーに送信します：

*request = newtls* * *ident =* * __ string__

*anvil* （8）サーバーは、 *ident* で指定された（サービス、クライアント）の組み合わせについて、単位時間あたりの新しいTLSセッション要求の数で応答します。

*status = 0* * *rate =* * __ number__

カウンター情報を更新せずに新しいTLSセッション要求レート情報を取得するには、次を送信します。

*request = newtls_report* * *ident =* * __ string__

*anvil* （8）サーバーは、 *ident* で指定された（サービス、クライアント）の組み合わせについて、単位時間あたりの新しいTLSセッション要求の数で応答します。

*status = 0* * *rate =* * __ number__

セキュリティ

アンビル

*anvil* （8）サーバーは、最近のクライアント要求に関する情報を含むインメモリテーブルを維持します。 標準システムライブラリルーチンは、更新が集中するアプリケーションに対して十分に堅牢ではないため、永続的な状態は保持されません。

メモリ内の状態は一時的にしか保持されませんが、多くのリモートクライアントからの接続を処理するシステム上で大量のメモリが必要になる場合があります。メモリ使用量を減らすには、状態が保持される時間単位を減らします。

診断

*syslogd*

終了すると、 anvil_status_update_time 秒ごとに、サーバーは、測定された最大カウントとレート値を、（サービス、クライアント）情報およびそれらのイベントに関連付けられた時刻とともに記録します。不要なオーバーヘッドを回避するため、同時実行制限またはレート制限されていないアクティビティの測定は行われません。

BUGS

この予備的な実装では、カウント（またはレート）が制限されたサーバーは、一度に1つのリモートクライアントしか持つことができません。サーバーが複数の同時クライアントを報告する場合、最後に報告されたクライアント以外はすべて無視されます。

*anvil* （8）サーバーは、有効期限が切れるとクライアント要求情報を自動的に破棄します。 *anvil* （8）サーバーがクライアント要求のレート情報を破棄するのが早すぎたり遅すぎたりしないように、レート制限サービスは、明示的に制限しない場合でも、常に接続/切断イベントを登録する必要があります。

構成パラメーター

*main.cfanvilpostfix reload*

以下のテキストは、パラメーターの要約のみを提供します。例などの詳細については、 postconf （5）を参照してください。

Tag	Description
anvil_rate_time_unit (60s)	The time unit over which client connection rates and other rates are calculated.
anvil_status_update_time (600s)	How frequently the* anvil*(8) connection and rate limiting server logs peak usage information.
config_directory (see ’postconf -d’ output)	The default location of the Postfix main.cf and master.cf configuration files.
daemon_timeout (18000s)	How much time a Postfix daemon process may take to handle a request before it is terminated by a built-in watchdog timer.
ipc_timeout (3600s)	The time limit for sending or receiving information over an internal communication channel.
max_idle (100s)	The maximum amount of time that an idle Postfix daemon process waits for the next service request before exiting.
max_use (100)	The maximal number of connection requests before a Postfix daemon process terminates.
process_id (read-only)	The process ID of a Postfix command or daemon process.
process_name (read-only)	The process name of a Postfix command or daemon process.
syslog_facility (mail)	The syslog facility of Postfix logging.
syslog_name (postfix)	The mail system name that is prepended to the process name in syslog records, so that "smtpd" becomes, for example, "postfix/smtpd".

READMEファイル

*postconf readme_directorypostconf html_directory*

TUNING_README, performance tuning

ライセンス

歴史

著者

Wietse Venema IBM T.J. Watson Research P.O. Box 704 Yorktown Heights, NY 10598, USA

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Unix-commands-anvil

anvil-Unix、Linuxコマンド

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概要

説明

接続カウント/レート制御

メッセージレート制御

受取人管理

TLSセッションネゴシエーションレート制御

セキュリティ

診断

BUGS

構成パラメーター

関連項目

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歴史

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