Teradata-views

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Teradata-ビュー

ビューは、クエリによって構築されるデータベースオブジェクトです。 ビューは、結合によって単一のテーブルまたは複数のテーブルを使用して構築できます。 定義はデータディクショナリに永続的に保存されますが、データのコピーは保存されません。 ビューのデータは動的に構築されます。

ビューには、テーブルの行のサブセットまたはテーブルの列のサブセットが含まれる場合があります。

ビューを作成する

ビューは、CREATE VIEWステートメントを使用して作成されます。

構文

ビューを作成するための構文は次のとおりです。

CREATE/REPLACE VIEW <viewname>
AS
<select query>;

次のEmployeeテーブルを検討してください。

EmployeeNo FirstName LastName BirthDate
101 Mike James 1/5/1980
104 Alex Stuart 11/6/1984
102 Robert Williams 3/5/1983
105 Robert James 12/1/1984
103 Peter Paul 4/1/1983

次の例では、Employeeテーブルにビューを作成します。

CREATE VIEW Employee_View
AS
SELECT
EmployeeNo,
FirstName,
LastName,
FROM
Employee;

ビューを使用する

通常のSELECTステートメントを使用して、ビューからデータを取得できます。

次の例では、Employee_Viewからレコードを取得します。

SELECT EmployeeNo, FirstName, LastName FROM Employee_View;

上記のクエリを実行すると、次の出力が生成されます。

*** Query completed. 5 rows found. 3 columns returned.
*** Total elapsed time was 1 second.
 EmployeeNo            FirstName                       LastName
-----------  ------------------------------  ---------------------------
    101                  Mike                           James
    104                  Alex                           Stuart
    102                  Robert                         Williams
    105                  Robert                         James
    103                  Peter                          Paul

ビューを変更する

既存のビューは、REPLACE VIEWステートメントを使用して変更できます。

ビューを変更する構文は次のとおりです。

REPLACE VIEW <viewname>
AS
<select query>;

次の例は、列を追加するためにEmployee_Viewビューを変更します。

REPLACE VIEW Employee_View
AS
SELECT
EmployeeNo,
FirstName,
BirthDate,
JoinedDate
DepartmentNo
FROM
Employee;

ドロップビュー

既存のビューは、DROP VIEWステートメントを使用して削除できます。

構文

DROP VIEWの構文は次のとおりです。

DROP VIEW <viewname>;

次に、ビューEmployee_Viewをドロップする例を示します。

DROP VIEW Employee_View;

ビューの利点

  • ビューは、テーブルの行または列を制限することにより、セキュリティのレベルを追加します。
  • ユーザーには、ベーステーブルではなくビューへのアクセスのみを許可できます。
  • ビューを使用して事前に結合することにより、複数のテーブルの使用を簡素化します。