Teradata-fastexport

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Teradata-FastExport

FastExportユーティリティは、Teradataテーブルからフラットファイルにデータをエクスポートするために使用されます。 レポート形式でデータを生成することもできます。 Joinを使用して、1つ以上のテーブルからデータを抽出できます。 FastExportはデータを64Kブロックでエクスポートするため、大量のデータを抽出するのに役立ちます。

次のEmployeeテーブルを検討してください。

EmployeeNo FirstName LastName BirthDate
101 Mike James 1/5/1980
104 Alex Stuart 11/6/1984
102 Robert Williams 3/5/1983
105 Robert James 12/1/1984
103 Peter Paul 4/1/1983

FastExportスクリプトの例を次に示します。 従業員テーブルからデータをエクスポートし、ファイルemployeedata.txtに書き込みます。

.LOGTABLE tduser.employee_log;
.LOGON 192.168.1.102/dbc,dbc;
   DATABASE tduser;
   .BEGIN EXPORT SESSIONS 2;
      .EXPORT OUTFILE employeedata.txt
      MODE RECORD FORMAT TEXT;
      SELECT CAST(EmployeeNo AS CHAR(10)),
         CAST(FirstName AS CHAR(15)),
         CAST(LastName AS CHAR(15)),
         CAST(BirthDate AS CHAR(10))
      FROM
      Employee;
   .END EXPORT;
.LOGOFF;

FastExportスクリプトの実行

スクリプトを作成してemployee.fxという名前を付けたら、次のコマンドを使用してスクリプトを実行できます。

fexp < employee.fx

上記のコマンドを実行すると、ファイルemployeedata.txtに次の出力が表示されます。

103       Peter          Paul           1983-04-01
101       Mike           James          1980-01-05
102       Robert         Williams       1983-03-05
105       Robert         James          1984-12-01
104       Alex           Stuart         1984-11-06

FastExportの条件

以下は、FastExportスクリプトで一般的に使用される用語のリストです。

  • LOGTABLE -再起動のためにログテーブルを指定します。
  • LOGON -Teradataにログインし、1つ以上のセッションを開始します。
  • DATABASE -デフォルトのデータベースを設定します。
  • BEGIN EXPORT -エクスポートの開始を示します。
  • EXPORT -ターゲットファイルとエクスポート形式を指定します。
  • SELECT -データをエクスポートする選択クエリを指定します。
  • END EXPORT -FastExportの終了を指定します。
  • LOGOFF -すべてのセッションを終了し、FastExportを終了します。