Tcl-tk-tcl-for-loop
提供:Dev Guides
Tcl-Forループ
*for* ループは、特定の回数実行する必要があるコードを効率的に記述することができる繰り返し制御構造です。
構文
Tcl言語の for ループの構文は次のとおりです-
for {initialization} {condition} {increment} {
statement(s);
}
これは、 for ループでの制御の流れです-
- initialization ステップが最初に実行され、一度だけ実行されます。 このステップにより、ループ制御変数を宣言および初期化できます。 セミコロンが表示されている限り、ここにステートメントを入力する必要はありません。
- 次に、条件*が評価されます。 真の場合、ループの本体が実行されます。 falseの場合、ループの本体は実行されず、制御のフローは *for ループの直後の次のステートメントにジャンプします。
- for ループの本体が実行された後、制御のフローは increment ステートメントに戻ります。 このステートメントにより、ループ制御変数を更新できます。 条件の後にセミコロンが表示される限り、このステートメントは空白のままにできます。
- 条件が再び評価されます。 真の場合、ループが実行され、プロセスが繰り返されます(ループの本体、ステップのインクリメント、条件の再設定)。 条件が偽になると、 for ループは終了します。
流れ図
例
#!/usr/bin/tclsh
# for loop execution
for { set a 10} {$a < 20} {incr a} {
puts "value of a: $a"
}
上記のコードをコンパイルして実行すると、次の結果が生成されます-
value of a: 10
value of a: 11
value of a: 12
value of a: 13
value of a: 14
value of a: 15
value of a: 16
value of a: 17
value of a: 18
value of a: 19