Sas-user-interface
SAS-ユーザーインターフェース
SASプログラムは、 SAS Studio と呼ばれるユーザーインターフェイスを使用して作成されます。
以下は、さまざまなウィンドウとその使用法の説明です。
SASメインウィンドウ
これは、SAS環境に入るときに表示されるウィンドウです。 左側には、さまざまなプログラミング機能をナビゲートするために使用されるナビゲーションペインがあります。 右側には、コードを記述して実行するために使用される*作業領域*があります。
コードのオートコンプリート
これは、SASキーワードの正しい構文を取得するのに役立つ非常に強力な機能であり、そのキーワードのドキュメントへのリンクを提供します。
プログラム実行
コードの実行は、左から最初のアイコンである実行アイコンまたはF3ボタンを押すことで実行されます。
プログラムログ
実行されたコードのログは、 Log タブで利用できます。 プログラムの実行に関するエラー、警告、または注意を説明します。 これは、コードをトラブルシューティングするためのすべての手がかりを得るウィンドウです。
プログラム結果
コード実行の結果は、[結果]タブに表示されます。 デフォルトでは、HTMLテーブルとしてフォーマットされます。
プログラムタブ
ナビゲーション領域には、プログラムを作成および管理する機能が含まれています。 また、プログラムで使用するビルド済みの機能も提供します。
サーバーのファイルとフォルダー
このタブでは、追加のプログラムを作成し、分析するデータをインポートして、既存のデータを照会できます。 また、フォルダショートカットの作成にも使用できます。
タスク
[タスク]タブには、入力変数のみを指定することで、組み込みのSASプログラムを使用する機能が用意されています。 たとえば、statisticsフォルダーの下には、SASデータセット名と変数名のみを指定することで線形回帰を行うSASプログラムがあります。
スニペット
[スニペット]タブには、SASマクロを記述し、既存のデータセットからファイルを生成する機能があります
プログラムライブラリ
SASは、データセットをSASライブラリに保存します。 一時ライブラリは単一のセッションでのみ使用でき、WORKという名前が付けられています。 ただし、永続ライブラリは常に利用可能です。
ファイルのショートカット
このタブは、SAS環境の外部に保存されているファイルにアクセスするために使用されます。 そのようなファイルへのショートカットは、このタブの下に保存されます。