Sap-bods-data-services-overview
SAP BODS-データサービスの概要
Data Servicesの管理には、リアルタイムジョブとバッチジョブの作成、ジョブのスケジュール、埋め込みデータフロー、変数とパラメーター、回復メカニズム、データプロファイリング、パフォーマンスチューニングなどが含まれます。
リアルタイムジョブ
Data Services Designerでリアルタイムメッセージを処理するリアルタイムジョブを作成できます。 バッチジョブと同様に、リアルタイムジョブはデータを抽出し、変換してロードします。
各リアルタイムジョブは、単一のメッセージからデータを抽出できます。 テーブルやファイルなどの他のソースからデータを抽出することもできます。
リアルタイムジョブは、バッチジョブとは異なり、トリガーを使用して実行されません。 これらは、管理者によってリアルタイムサービスとして実行されます。 リアルタイムサービスは、アクセスサーバーからのメッセージを待ちます。 アクセスサーバーはこのメッセージを受信し、メッセージタイプを処理するように構成されたリアルタイムサービスに渡します。 リアルタイムサービスはメッセージを実行し、結果を返し、実行を停止する命令を受け取るまでメッセージの処理を続けます。
リアルタイムvsバッチジョブ
ブランチや制御ロジックなどの変換はリアルタイムジョブでより頻繁に使用されますが、デザイナーのバッチジョブの場合はそうではありません。
リアルタイムジョブは、バッチジョブとは異なり、スケジュールまたは内部トリガーに応答して実行されません。
リアルタイムジョブの作成
リアルタイムジョブは、データフロー、ワークフロー、ループ、条件、スクリプトなどの同じオブジェクトを使用して作成できます。
次のデータモデルを使用して、リアルタイムジョブを作成できます-
- 単一データフローモデル
- 複数のデータフローモデル
単一データフローモデル
リアルタイム処理ループ内の単一のデータフローを使用して、単一のメッセージソースと単一のメッセージターゲットを含むリアルタイムジョブを作成できます。
単一データモデルを使用したリアルタイムジョブの作成-
単一データモデルを使用してリアルタイムジョブを作成するには、以下の手順に従います。
- ステップ1 *-Data Services Designer→Project New→Project→Enter the Project Nameに移動します
- ステップ2 *-[プロジェクト]エリアの空白を右クリック→[新しいリアルタイムジョブ]。
ワークスペースには、リアルタイムジョブの2つのコンポーネントが表示されます-
- RT_Process_begins
- Step_ends
リアルタイムジョブの開始と終了を示しています。
- ステップ3 *-単一のデータフローでリアルタイムジョブを作成するには、右ペインのツールパレットからデータフローを選択し、ワークスペースにドラッグします。
ループ内をクリックすると、リアルタイム処理ループで1つのメッセージソースと1つのメッセージターゲットを使用できます。 開始マークと終了マークをデータフローに接続します。
- ステップ4 *-必要に応じてデータフローに設定オブジェクトを追加し、ジョブを保存します。
複数のデータフローモデル
これにより、リアルタイム処理ループで複数のデータフローを持つリアルタイムジョブを作成できます。 また、次のメッセージに移動する前に、各データモデルのデータが完全に処理されていることを確認する必要があります。
リアルタイムジョブのテスト
サンプルメッセージをファイルからソースメッセージとして渡すことにより、リアルタイムジョブをテストできます。 Data Servicesが予想されるターゲットメッセージを生成するかどうかを確認できます。
ジョブで期待どおりの結果が得られるように、データを表示モードで実行できます。 このモードを使用すると、出力データをキャプチャして、リアルタイムジョブが正常に機能していることを確認できます。
埋め込みデータフロー
埋め込みデータフローはデータフローと呼ばれ、デザイン内の別のデータフローから呼び出されます。 埋め込みデータフローには複数のソースとターゲットを含めることができますが、メインデータフローへの入力または出力パスデータは1つだけです。
次の種類の埋め込みデータフローを使用できます-
- * 1つの入力*-データフローの最後に埋め込みデータフローが追加されます。
- * 1つの出力*-データフローの先頭に埋め込みデータフローが追加されます。
- 入力または出力なし-既存のデータフローを複製します。
埋め込みデータフローは、次の目的に使用できます-
- データフローの表示を簡素化します。
- 制御ロジックを保存し、他のデータフローで再利用する場合。
- デバッグ用。データフローのセクションを埋め込みデータフローとして作成し、個別に実行します。