SAS-プログラム構造
SASプログラミングでは、まずデータセットを作成してメモリに読み込み、次にこのデータを分析します。 これを達成するために、プログラムが書かれているフローを理解する必要があります。
SASプログラムの構造
以下の図は、SASプログラムを作成するために指定された順序で作成されるステップを示しています。
すべてのSASプログラムには、入力データの読み取り、データの分析、分析結果の出力を完了するために、これらすべてのステップが必要です。 また、各ステップの実行を完了するには、各ステップの最後にある RUN ステートメントが必要です。
データステップ
この手順では、必要なデータセットをSASメモリにロードし、データセットの変数(列とも呼ばれる)を識別します。 また、レコード(観測またはサブジェクトとも呼ばれます)もキャプチャします。 DATAステートメントの構文は次のとおりです。
構文
例
以下の例は、データセットに名前を付け、変数を定義し、新しい変数を作成し、データを入力する簡単なケースを示しています。 ここで、文字列変数の末尾には$があり、数値にはそれがありません。
PROCステップ
このステップでは、SAS組み込みプロシージャを呼び出してデータを分析します。
構文
例
以下の例は、 MEANS プロシージャを使用して、データセット内の数値変数の平均値を出力することを示しています。
OUTPUTステップ
データセットのデータは、条件付き出力ステートメントで表示できます。
構文
例
以下の例は、出力でwhere句を使用して、データセットから少数のレコードのみを生成することを示しています。
完全なSASプログラム
以下は、上記の各ステップの完全なコードです。