Pouchdb-adding-attachment
PouchDB-添付ファイルの追加
PouchDBの* putAttachment()*メソッドを使用して、バイナリオブジェクトをドキュメントに添付できます。
構文
- putAttachment()*の構文は次のとおりです。 このメソッドには、ドキュメントID、添付ファイルID、MIMEタイプを添付ファイルとともに渡す必要があります。 このメソッドは、オプションのコールバック関数も受け入れます。
ブロブまたはバッファーオブジェクトを使用して添付ファイルを準備できます。ブラウザーでの作業中に blob を使用し、 Node.js での作業中に buffer を使用します。Node.jsでプログラムのデモを行うため、バッファーを使用します。ドキュメントを準備するオブジェクト。
例
以下は、* putAttachment()メソッドを使用して、PouchDBの *my_database という名前のデータベース内に添付ファイル付きのドキュメントを作成する例です。
上記のコードを Add_Attachment.js という名前のファイルに保存します。 以下に示すように、コマンドプロンプトを開き、 node を使用してJavaScriptファイルを実行します。
これにより、PouchDBに保存されている my_database という名前のデータベースに添付ファイルを追加する空のドキュメントが作成され、次のメッセージが表示されます。
次のコードを使用してドキュメントを読むと、添付ファイルが追加されているかどうかを確認できます。
上記のコードを read_doc.js として保存して実行します。 このプログラムを実行すると、ドキュメントの次の内容が表示されます。
既存のドキュメントへの添付ファイルの追加
IDが「 002 」の my_database PouchDBという名前のデータベースにドキュメントがあるとします。 以下に示すように、id値を 002 に変更して read_doc.js を実行すると、その内容を取得できます。
これで、 _ rev 値を使用してこのドキュメントに添付ファイルを追加できます。
上記のコードを Add_Attachment_to_doc.js という名前のファイルに保存します。 以下に示すように、コマンドプロンプトを開き、 node を使用してJavaScriptファイルを実行します。
これにより、指定したドキュメントに添付ファイルが追加され、次のメッセージが表示されます。
リモートドキュメントへの添付ファイルの追加
サーバー(CouchDB)にリモートで保存されているデータベースに存在するドキュメントに添付ファイルを追加することもできます。
そのためには、データベース名の代わりに、CouchDBのデータベースにパスを渡す必要があります。これには、読み取るドキュメントが含まれています。
例
CouchDBサーバーに my_database という名前のデータベースがあるとします。 次に、URL http://127.0.0.1:5984/_utils/indexl を使用してCouchDB内のデータベースのリストを確認すると、次のスクリーンショットが表示されます。
また、 my_database という名前のデータベースを選択すると、次のようにその内容を表示できます。
以下は、CouchDBサーバーに保存されている my_database という名前のデータベースに保存されているドキュメント 001 に添付ファイルを追加する例です。
上記のコードを Remote_Add_Attachment.js という名前のファイルに保存します。 以下に示すように、コマンドプロンプトを開き、 node を使用してJavaScriptファイルを実行します。
これにより、指定したドキュメントに添付ファイルが追加され、次のメッセージが表示されます。
これで、ドキュメントを検証すると、次のスクリーンショットに示すように、追加された添付ファイルを確認できます。