Phar::running
(PHP 5 >= 5.3.0, PHP 7, PECL phar >= 2.0.0)
Phar::running — 現在実行中の Phar アーカイブのフルパスあるいは完全な phar URL を返す
説明
final public static Phar::running
([ bool $retphar
= true
] ) : string
実行中の phar アーカイブのフルパスを返します。これはマジック定数
__FILE__
のような使い方を想定したもので、
実行中の phar アーカイブの内部でのみ有効です。
アーカイブ内のスタブでは、Phar::running() は
""
を返します。現在実行中の phar にスタブ内からアクセスするには、
単純に __FILE__
を使用します。
パラメータ
retphar
false
の場合は phar アーカイブのディスク上でのフルパスを返します。true
の場合は完全な phar URL を返します。
返り値
ファイル名が正しい形式の場合にファイル名、それ以外の場合に空文字列を返します。
例
例1 Phar::running() の例
次の例では、phar アーカイブが
/path/to/phar/my.phar
にあるものとします。
<?php$a = Phar::running(); // $a は "phar:///path/to/my.phar"$b = Phar::running(false); // $b は "/path/to/my.phar"?>