Phar::loadPhar
(PHP 5 >= 5.3.0, PHP 7, PECL phar >= 1.0.0)
Phar::loadPhar — 任意の phar アーカイブを、エイリアスを指定して読み込む
説明
final public static Phar::loadPhar
( string $filename
[, string $alias
] ) : bool
これを使用して、外部の Phar アーカイブの内容を読み込むことができます。 phar へのエイリアスを指定することで、その後 phar を使用する場合に短い名前を使用できるので便利です。 また、データのみが含まれており、実行したり インクルードしたりする必要のない PHP スクリプトからなる Phar アーカイブを読み込む際にも便利です。
パラメータ
filename
- オープンする phar アーカイブへの完全パスあるいは相対パス。
alias
- この phar アーカイブをさす際に使用するエイリアス。 多くの場合は phar アーカイブ内で明示的なエイリアスを指定しており、 このような場合に新しいエイリアスを指定すると、 PharException がスローされます。
返り値
成功した場合に true
を、失敗した場合に false
を返します。
例
例1 Phar::loadPhar() の例
Phar::loadPhar を使用すると、任意の場所にある外部の Phar アーカイブを読み込めます。 一方 Phar::mapPhar は Phar ローダのスタブ内で使用します。
<?phptry { Phar::loadPhar('/path/to/phar.phar', 'my.phar'); echo file_get_contents('phar://my.phar/file.txt');} catch (PharException $e) { echo $e;}?>