mysqli_stmt::fetch
mysqli_stmt_fetch
(PHP 5, PHP 7)
mysqli_stmt::fetch -- mysqli_stmt_fetch — プリペアドステートメントから結果を取得し、バインド変数に格納する
説明
オブジェクト指向型
public mysqli_stmt::fetch ( ) : bool
手続き型
mysqli_stmt_fetch
( mysqli_stmt $stmt
) : bool
プリペアドステートメントから結果を読み込み、 mysqli_stmt_bind_result() でバインドした変数に格納します。
注意:
mysqli_stmt_fetch() をコールする前に、すべての カラムがバインド済みである必要があることに注意しましょう。
注意:
データの転送はバッファを用いずに行います。 mysqli_stmt_store_result() をコールするとバッファを使用し、パフォーマンスが減少します (しかしメモリのコストは下がります)。
返り値
| 値 | 説明 |
|---|---|
true
|
成功。データが取得されました。 |
false
|
エラーが発生しました。 |
null
|
行/データがもうありません。あるいは、データの切り詰めが発生しました。 |
例
例1 オブジェクト指向型
<?php$mysqli = new mysqli("localhost", "my_user", "my_password", "world");/* 接続状況をチェックします */if (mysqli_connect_errno()) { printf("Connect failed: %s\n", mysqli_connect_error()); exit();}$query = "SELECT Name, CountryCode FROM City ORDER by ID DESC LIMIT 150,5";if ($stmt = $mysqli->prepare($query)) { /* ステートメントを実行します */ $stmt->execute(); /* 結果変数をバインドします */ $stmt->bind_result($name, $code); /* 値を取得します */ while ($stmt->fetch()) { printf ("%s (%s)\n", $name, $code); } /* ステートメントを閉じます */ $stmt->close();}/* 接続を閉じます */$mysqli->close();?>
例2 手続き型
<?php$link = mysqli_connect("localhost", "my_user", "my_password", "world");/* 接続状況をチェックします */if (mysqli_connect_errno()) { printf("Connect failed: %s\n", mysqli_connect_error()); exit();}$query = "SELECT Name, CountryCode FROM City ORDER by ID DESC LIMIT 150,5";if ($stmt = mysqli_prepare($link, $query)) { /* ステートメントを実行します */ mysqli_stmt_execute($stmt); /* 結果変数をバインドします */ mysqli_stmt_bind_result($stmt, $name, $code); /* 値を取得します */ while (mysqli_stmt_fetch($stmt)) { printf ("%s (%s)\n", $name, $code); } /* ステートメントを閉じます */ mysqli_stmt_close($stmt);}/* 接続を閉じます */mysqli_close($link);?>
上の例の出力は以下となります。
Rockford (USA) Tallahassee (USA) Salinas (USA) Santa Clarita (USA) Springfield (USA)
参考
- mysqli_prepare() - 実行するための SQL ステートメントを準備する
- mysqli_stmt_errno() - 直近のステートメントのコールに関するエラーコードを返す
- mysqli_stmt_error() - 直近のステートメントのエラー内容を文字列で返す
- mysqli_stmt_bind_result() - 結果を保存するため、プリペアドステートメントに変数をバインドする
