xml_set_processing_instruction_handler
(PHP 4, PHP 5, PHP 7)
xml_set_processing_instruction_handler — 処理命令 (PI) 用ハンドラを設定する
説明
XML パーサ parser
の処理命令 (PI) 用ハンドラ関数を設定します。
処理命令は、次のフォーマットを有しています。
<?
target data
?>
このようなタグに PHP コードを入れることが可能ですが、一つの制約に
注意してください。XML PI において、PI 終了タグ
(?>
)は引用符で括ることができません。
このため、この文字の並びを XML ドキュメント中にPIにより埋め込んだ
PHP コードの中で使用することはできません。これを使用した場合、残りの
PHP コードは、"真の" PI 終了タグと同じく文字データとして処理
されます。
パラメータ
parser
処理命令 (PI) ハンドラ関数を設定する XML パーサへの参照。
handler
handler
は、parser
に関して xml_parse() がコールされた際に必要な関数の名前を有する文字列です。handler
という名前の関数は、 次の 3 つのパラメータを引数とする必要があります。handler ( XMLParser
$parser
, string$target
, string$data
)parser
- 最初のパラメータ、parser は ハンドラをコールする XML パーサへのリファレンスです。
target
-
第 2 のパラメータ、
target
は PI のターゲットを有しています。 data
-
第 3 のパラメータ、
data
は、 PI のデータを有しています。
ハンドラ関数が空の文字列または、
false
に設定されている場合、そのハンドラは無効となります。注意: 関数名の代わりに、オブジェクトへの リファレンスを格納した配列とメソッド名を指定することもできます。
返り値
成功した場合に true
を、失敗した場合に false
を返します。