urlencode
(PHP 4, PHP 5, PHP 7)
urlencode — 文字列を URL エンコードする
説明
urlencode
( string $str
) : string
この関数は、URL の問い合わせ部分に使用する文字列のエンコードや 次のページへ変数を渡す際に便利です。
パラメータ
str
- エンコードする文字列。
返り値
-_.
を除くすべての非英数文字が % 記号
(%
)に続く二桁の16進数で置き換えられ、
空白は + 記号(+
)にエンコードされます。
同様の方法で、WWW のフォームからポストされたデータはエンコードされ、
application/x-www-form-urlencoded
メディア型も同様です。歴史的な理由により、この関数は » RFC 3986 エンコード(
rawurlencode() を参照してください) とは異なり、
空白を + 記号にエンコードします。
例
例1 urlencode() の例
<?phpecho '<a href="mycgi?foo=', urlencode($userinput), '">';?>
例2 urlencode() および htmlentities() の例
<?php$query_string = 'foo=' . urlencode($foo) . '&bar=' . urlencode($bar);echo '<a href="mycgi?' . htmlentities($query_string) . '">';?>
注意
注意:
HTML エンティティにマッチする変数については注意が必要です。 &、©、£ のようなものがブラウザから送信された 場合、エンティティの実体がその変数名の代わりに使用されます。 これは明らかな問題点であり、W3C が何年も指摘し続けてきたことです。 リファレンスは、» http://www.w3.org/TR/html4/appendix/notes.html#h-B.2.2 にあります。
PHP では、 .ini ディレクティブの arg_separator により引数のセパレータを W3C が推奨するセミコロンに変更することが可能です。残念なことに、多くの ユーザーエージントはこのセミコロン区切り形式でデータを送信しません。 よりポータブルな方法としては、セパレータに & の代わりに & を使用するというものがあります。この場合、PHP の arg_separator を変更する必要はありません。セパレータを & のままにし、htmlentities() あるいは htmlspecialchars() で URL をエンコードしてください。
参考
- urldecode() - URL エンコードされた文字列をデコードする
- htmlentities() - 適用可能な文字を全て HTML エンティティに変換する
- rawurlencode() - RFC 3986 に基づき URL エンコードを行う
- rawurldecode() - URL エンコードされた文字列をデコードする
- » RFC 3986