do-while
(PHP 4, PHP 5, PHP 7, PHP 8)
do-while
ループは、論理式のチェックが各反復の
最初ではなく最後に行われること以外は、while
ループと
全く同じです。通常のwhile
ループとの主な差は、
do-while
ループは最低1回の実行を保証されていることです。
一方、通常のwhile
ループは、実行されないかもしれません
(論理式は各反復の最初でチェックされるので、
最初から値がfalse
である場合はループの実行は
すぐに終わります)。
do-while
ループの構文は次の一つのみです。
<?php$i = 0;do { echo $i;} while ($i > 0);?>
上記のループは必ず一度だけ実行されます。その原因は、最初の反復の後、
論理値のチェックを行った際に値が false
となり ($i
は 0 より大きくない)、ループの実行が終了するためです。
優れたCプログラマは、コードブロック中での実行中止が可能な
do-while
ループの別の使用法について熟知している
かもしれません。
これは、do-while
(0)でコードを括り、
break
文を使用する方法です。次のコードは、この方法の例を示しています。
<?phpdo { if ($i < 5) { echo "i は十分大きくはありません。"; break; } $i *= $factor; if ($i < $minimum_limit) { break; } echo "iはOKです。"; /* i を処理します */} while (0);?>
この技のかわりに
goto
演算子を使うこともできます。