(PECL mongo >= 1.0.2)
はじめに
MongoMinKey はデータベースが使う特別な型で、 他のどんな BSON 型よりも小さいと評価されます。したがって、 特定のフィールドの昇順でクエリを並べ替えると、値が MongoMinKey であるドキュメントが最初となります。
MongoMinKey にはフィールドやメソッド、定数はありません。 データベースに追加するときに使う、単なる "いちばん小さい" 値です。
注意:
MongoMinKey は、インデックス作成やシャーディングのために、MongoDB が内部的に利用するものです。 一般に、アプリケーション内でこのクラスを使う理由はありません。
クラス概要
MongoMinKey {
}
MongoMinKey の使用例
<?php$collection->insert(array("task" => "lunch", "doBy" => new MongoMinKey));$collection->insert(array("task" => "staff meeting", "doBy" => new MongoDate(strtotime("+4 days"))));$cursor = $collection->find()->sort(array("doBy" => 1));?>
このカーソルの中身は、まずlunchドキュメント、次にstaff meetingドキュメントとなります。 lunchドキュメントは、今後コレクションに何が追加されたとしても必ず最初になります ("doBy" フィールドが MongoMinKey である別のドキュメントが追加されない限りは)。