Javafx-line-chart
JavaFX-折れ線グラフ
折れ線グラフまたは折れ線グラフは、直線セグメントで接続された一連のデータポイント(マーカー)として情報を表示します。 折れ線グラフは、同じ時間頻度でデータがどのように変化するかを示します。
以下は、異なる年の学校の数を描いた折れ線グラフです。
JavaFXでは、折れ線グラフは LineChart という名前のクラスで表されます。 このクラスは、パッケージ javafx.scene.chart に属します。 このクラスをインスタンス化することにより、JavaFXでLineChartノードを作成できます。
折れ線グラフを生成する手順
JavaFXで折れ線グラフを生成するには、以下の手順に従う必要があります。
ステップ1:クラスを作成する
Javaクラスを作成し、パッケージ javafx.application の Application クラスを継承します。 次に、このクラスの* start()*メソッドを次のように実装できます。
ステップ2:軸の定義
折れ線グラフのX軸とY軸を定義し、それらにラベルを設定します。
この例では、X軸は1960年から2020年までの年を表し、10年ごとに大きな目盛りが付けられています。
ステップ3:折れ線グラフの作成
パッケージ javafx.scene.chart の LineChart という名前のクラスをインスタンス化して、折れ線グラフを作成します。 このクラスのコンストラクターに、前の手順で作成したX軸とY軸を表すオブジェクトを渡します。
ステップ4:データの準備
ステップ5:折れ線グラフにデータを追加する
次のように折れ線グラフに前の手順で準備されたデータ系列を追加します-
ステップ6:グループオブジェクトの作成
- start()メソッドで、 *Group という名前のクラスをインスタンス化してグループオブジェクトを作成します。 これはパッケージ javafx.scene に属します。
前のステップで作成したLineChart(ノード)オブジェクトをパラメーターとしてGroupクラスのコンストラクターに渡します。 これは、次のようにグループに追加するために行う必要があります-
ステップ7:シーンオブジェクトの作成
パッケージ javafx.scene に属する Scene という名前のクラスをインスタンス化して、シーンを作成します。 このクラスに、前の手順で作成したGroupオブジェクト( root )を渡します。
ルートオブジェクトに加えて、画面の高さと幅を表す2つのdoubleパラメーターを、Groupクラスのオブジェクトとともに次のように渡すこともできます。
ステップ8:ステージのタイトルを設定する
ステップ9:ステージにシーンを追加する
ステップ10:ステージのコンテンツを表示する
次のように Stage クラスの* show()*という名前のメソッドを使用して、シーンのコンテンツを表示します。
ステップ11:アプリケーションの起動
次のように、メインメソッドから Application クラスの* launch()*静的メソッドを呼び出して、JavaFXアプリケーションを起動します。
例
次の表は、1970年から2014年までの地域にあった学校の数を示しています。
Year | Number of Schools |
---|---|
1970 | 15 |
1980 | 30 |
1990 | 60 |
2000 | 120 |
2013 | 240 |
2014 | 300 |
以下は、JavaFXを使用して、上記のデータを表す折れ線グラフを生成するJavaプログラムです。
このコードを LineChartExample.java という名前のファイルに保存します。
次のコマンドを使用して、コマンドプロンプトから保存したJavaファイルをコンパイルして実行します。
実行時に、上記のプログラムは、以下に示すような折れ線グラフを表示するJavaFXウィンドウを生成します。