Javafx-area-chart
JavaFX-面グラフ
エリアチャートは、エリアベースのチャートを描画するために使用されます。 与えられた一連の点と軸の間の面積をプロットします。 一般に、このチャートは2つの量を比較するために使用されます。
以下は、1週間に2人が消費した果物の数を示す面グラフです。
JavaFXでは、面グラフは AreaChart という名前のクラスで表されます。 このクラスは、パッケージ javafx.scene.chart に属します。 このクラスをインスタンス化することにより、JavaFXでAreaChartノードを作成できます。
面グラフを生成する手順
JavaFXで面グラフを生成するには、以下の手順に従います。
ステップ1:クラスを作成する
Javaクラスを作成し、パッケージ javafx.application の Application クラスを継承し、このクラスの* start()*メソッドを次のように実装します。
ステップ2:軸の定義
面グラフのX軸とY軸を定義し、ラベルを設定します。 この例では、X軸は1週間の日数を表し、y軸は消費された果物の単位を表します。
ステップ3:面グラフの作成
パッケージ javafx.scene.chart の AreaChart という名前のクラスをインスタンス化して、折れ線グラフを作成します。 このクラスのコンストラクターに、前の手順で作成したX軸とY軸を表すオブジェクトを渡します。
ステップ4:データの準備
ステップ5:エリアチャートにデータを追加する
次のように、前の手順で準備したデータ系列を面グラフに追加します-
ステップ6:グループオブジェクトの作成
- start()メソッドで、パッケージ *javafx.scene に属する Group という名前のクラスをインスタンス化して、グループオブジェクトを作成します。
前の手順で作成したAreaChart(ノード)オブジェクトをパラメーターとしてGroupクラスのコンストラクターに渡します。 これは、次のようにグループに追加するために行う必要があります-
ステップ7:シーンオブジェクトの作成
パッケージ javafx.scene に属する Scene という名前のクラスをインスタンス化して、シーンを作成します。 このクラスに、前の手順で作成したGroupオブジェクト( root )を渡します。
ルートオブジェクトに加えて、画面の高さと幅を表す2つのdoubleパラメータを、Groupクラスのオブジェクトとともに次のように渡すこともできます。
ステップ8:ステージのタイトルを設定する
ステップ9:ステージにシーンを追加する
ステップ10:ステージのコンテンツを表示する
次のように Stage クラスの* show()*という名前のメソッドを使用して、シーンのコンテンツを表示します。
ステップ11:アプリケーションの起動
次のように、メインメソッドから Application クラスの* launch()*静的メソッドを呼び出して、JavaFXアプリケーションを起動します。
例
次の表は、1週間にジョンとジェーンが消費した果物の数を示しています。
Day of the Week | Fruits consumed by John | Fruits consumed by Jane |
---|---|---|
Monday | 3 | 1 |
Tuesday | 4 | 3 |
Wednesday | 3 | 4 |
Thursday | 5 | 3 |
Friday | 4 | 3 |
Saturday | 10 | 5 |
Sunday | 12 | 4 |
以下は、JavaFXを使用して上記のデータを示す面グラフを生成するJavaプログラムです。
このコードを AreaChartExample.java という名前のファイルに保存します。
次のコマンドを使用して、コマンドプロンプトから保存したJavaファイルをコンパイルして実行します。
実行時に、上記のプログラムは、以下に示すようなエリアチャートを表示するJavaFXウィンドウを生成します。