Javafx-3dshape-cylinder
JavaFX-3D形状シリンダー
シリンダーは、曲面で接続された2つの平行な(ほとんど円形の)ベースを持つ閉じたソリッドです。
次の図に示すように、それは2つのパラメータ、すなわち-円形ベースの*半径*とシリンダーの*高さ*によって記述されます-
JavaFXでは、シリンダーは Cylinder という名前のクラスで表されます。 このクラスは、パッケージ javafx.scene.shape に属します。 このクラスをインスタンス化することにより、JavaFXでシリンダーノードを作成できます。
このクラスには、doubleデータ型の2つのプロパティがあります-
- height -シリンダーの高さ。
- 半径-シリンダーの半径。
円柱を描画するには、このクラスのコンストラクターに値を渡すことにより、これらのプロパティに値を渡す必要があります。 これは、次のプログラムに示すように、インスタンス化時に同じ順序で行うことができます-
または、次のようにそれぞれのセッターメソッドを使用して-
3Dシリンダーを描画する手順
JavaFXでシリンダー(3D)を描画するには、以下の手順に従います。
ステップ1:クラスを作成する
Javaクラスを作成し、パッケージ javafx.application の Application クラスを継承し、次のようにこのクラスの* start()*メソッドを実装します-
ステップ2:シリンダーの作成
パッケージ javafx.scene.shape に属するCylinderというクラスをインスタンス化することにより、JavaFXでCylinderを作成できます。 次のようにこのクラスをインスタンス化できます-
ステップ3:プロパティをシリンダーに設定する
以下に示すように、それぞれのセッターを使用して、シリンダーの*高さ*および*半径*を設定します。
ステップ4:グループオブジェクトの作成
- start()メソッドで、パッケージ *javafx.scene に属する Group という名前のクラスをインスタンス化して、グループオブジェクトを作成します。
前の手順で作成したCylinder(ノード)オブジェクトをパラメーターとしてGroupクラスのコンストラクターに渡します。 これは、次のようにグループに追加するために行う必要があります-
ステップ5:シーンオブジェクトの作成
パッケージ javafx.scene に属する Scene という名前のクラスをインスタンス化して、シーンを作成します。 このクラスに、前の手順で作成したGroupオブジェクト( root )を渡します。
ルートオブジェクトに加えて、画面の高さと幅を表す2つのdoubleパラメーターを、Groupクラスのオブジェクトとともに次のように渡すこともできます。
ステップ6:ステージのタイトルを設定する
ステップ7:シーンをステージに追加する
ステップ8:ステージのコンテンツを表示する
次のように Stage クラスの* show()*という名前のメソッドを使用して、シーンのコンテンツを表示します。
ステップ9:アプリケーションの起動
次のように、メインメソッドから Application クラスの* launch()*静的メソッドを呼び出して、JavaFXアプリケーションを起動します。
例
次のプログラムは、JavaFXを使用してシリンダーを生成する方法を示しています。 このコードを CylinderExample.java という名前のファイルに保存します。
次のコマンドを使用して、コマンドプロンプトから保存したJavaファイルをコンパイルして実行します。
実行すると、上記のプログラムは、以下に示すようにシリンダーを表示するJavaFXウィンドウを生成します。