Javafx-2dshapes-svgpath
JavaFX-2DシェイプSVGPath
SVG *(Scalable Vector Graphics)*は、ベクターベースのグラフィックスを定義するXMLベースの言語です。
JavaFXでは、SVGパスを解析して画像を構築できます。 このような形状は、 SVGPath という名前のクラスで表されます。 このクラスは、パッケージ javafx.scene.shape に属します。
このクラスをインスタンス化することにより、JavaFXでSVGパスを解析して作成されるノードを作成できます。
このクラスには、Stringデータ型の content というプロパティがあります。 これは、画像を描画するSVGパスエンコード文字列を表します。
SVGパスを解析して図形を描画するには、このクラスの* setContent()*という名前のメソッドを次のように使用して、このプロパティに値を渡す必要があります-
setContent(value);
SVGPathを描画する手順
JavaFXでSVGPathを解析して図形を描画するには、以下の手順に従います。
ステップ1:クラスを作成する
Javaクラスを作成し、パッケージ javafx.application の Application クラスを継承し、このクラスの* start()*メソッドを次のように実装します。
public class ClassName extends Application {
@Override
public void start(Stage primaryStage) throws Exception {
}
}
ステップ2:SVGPathクラスのオブジェクトを作成する
SVGPathを解析することにより、JavaFXで必要な形状を作成できます。 そのためには、パッケージ javafx.scene.shape に属する SVGPath という名前のクラスをインスタンス化します。 このクラスを次のようにインスタンス化できます。
//Creating an object of the class SVGPath
SVGPath svgpath = new SVGPath();
ステップ3:SVGPathの設定
メソッド* setContent()*を使用して、SVGオブジェクトのコンテンツを設定します。 このメソッドには、SVGPathを渡す必要があります。 whichを使用して、次のコードブロックに示すように、文字列の形で図形を描画する必要があります。
String path = "M 100 100 L 300 100 L 200 300 z";
//Setting the SVGPath in the form of string
svgPath.setContent(path);
ステップ4:グループオブジェクトの作成
- start()メソッドで、パッケージ *javafx.scene に属する Group という名前のクラスをインスタンス化して、グループオブジェクトを作成します。
前の手順で作成したSVGPath(ノード)オブジェクトをパラメーターとしてGroupクラスのコンストラクターに渡します。 これは、次のようにグループに追加するために行う必要があります-
Group root = new Group(svgpath);
ステップ5:シーンオブジェクトの作成
パッケージjavafx.sceneに属する Scene という名前のクラスをインスタンス化して、シーンを作成します。 このクラスに、前の手順で作成したGroupオブジェクト*(root)*を渡します。
ルートオブジェクトに加えて、画面の高さと幅を表す2つのdoubleパラメーターを、Groupクラスのオブジェクトとともに次のように渡すこともできます。
Scene scene = new Scene(group ,600, 300);
ステップ6:ステージのタイトルを設定する
*Stage* クラスの* setTitle()*メソッドを使用して、ステージにタイトルを設定できます。 *primaryStage* は、シーンクラスのstartメソッドにパラメーターとして渡されるStageオブジェクトです。
*primaryStage* オブジェクトを使用して、シーンのタイトルを次のように *Sample Application* として設定します。
primaryStage.setTitle("Sample Application");
ステップ7:シーンをステージに追加する
*Stage* という名前のクラスの* setScene()*メソッドを使用して、Sceneオブジェクトをステージに追加できます。 この方法を使用して、前の手順で準備したSceneオブジェクトを次のように追加します。
primaryStage.setScene(scene);
ステップ8:ステージのコンテンツを表示する
次のように Stage クラスの* show()*という名前のメソッドを使用して、シーンのコンテンツを表示します。
primaryStage.show();
ステップ9:アプリケーションの起動
次のようにメインxメソッドから Application クラスの* launch()*静的メソッドを呼び出して、JavaFXアプリケーションを起動します。
public static void main(String args[]){
launch(args);
}
例
以下は、JavaFXを使用してSVGパスを解析して形状を生成するプログラムです。 このコードを SVGExample.java という名前のファイルに保存します。
import javafx.application.Application;
import javafx.scene.Group;
import javafx.scene.Scene;
import javafx.scene.shape.SVGPath;
import javafx.stage.Stage;
public class SVGExample extends Application {
@Override
public void start(Stage stage) {
//Creating a SVGPath object
SVGPath svgPath = new SVGPath();
String path = "M 100 100 L 300 100 L 200 300 z";
//Setting the SVGPath in the form of string
svgPath.setContent(path);
//Creating a Group object
Group root = new Group(svgPath);
//Creating a scene object
Scene scene = new Scene(root, 600, 300);
//Setting title to the Stage
stage.setTitle("Drawing a Sphere");
//Adding scene to the stage
stage.setScene(scene);
//Displaying the contents of the stage
stage.show();
}
public static void main(String args[]){
launch(args);
}
}
次のコマンドを使用して、コマンドプロンプトから保存したJavaファイルをコンパイルして実行します。
javac SVGExample.java
java SVGExample
実行時に、上記のプログラムは、以下に示すように* SVGパス*を解析することによって描画される三角形を表示するJavaFXウィンドウを生成します。