Ims-db-structure

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IMS DB-構造

階層構造

IMSデータベースは、物理ファイルに対応するデータのコレクションです。 階層データベースでは、最上位レベルにエンティティに関する一般情報が含まれます。 階層の最上位レベルから最下位レベルに進むと、エンティティに関する情報が増えます。

階層の各レベルにはセグメントが含まれます。 標準ファイルでは、階層の実装は困難ですが、DL/Iは階層をサポートしています。 次の図は、IMS DBの構造を示しています。

階層

セグメント

注意点-

  • セグメントは、同様のデータをグループ化することにより作成されます。
  • これは、入出力操作中にDL/Iがアプリケーションプログラムとの間で転送する情報の最小単位です。
  • セグメントには、1つ以上のデータフィールドをグループ化できます。

次の例では、セグメントStudentに4つのデータフィールドがあります。

学生

ロール番号

Name

コース

携帯電話番号

フィールド

注意点-

  • フィールドは、セグメント内の単一のデータです。 たとえば、ロール番号、名前、コース、モバイル番号は、学生セグメントの単一フィールドです。
  • セグメントは、エンティティの情報を収集する関連フィールドで構成されます。
  • フィールドは、セグメントを順序付けるためのキーとして使用できます。
  • フィールドは、特定のセグメントに関する情報を検索するための修飾子として使用できます。

セグメントタイプ

注意点-

  • セグメントタイプは、セグメント内のデータのカテゴリです。
  • DL/Iデータベースは、255の異なるセグメントタイプと15レベルの階層を持つことができます。
  • 次の図には、ライブラリ、書籍情報、学生情報の3つのセグメントがあります。

標準情報

セグメント発生

注意点-

  • セグメントオカレンスは、ユーザーデータを含む特定のタイプの個々のセグメントです。 上記の例では、書籍情報は1つのセグメントタイプであり、任意の数の書籍に関する情報を格納できるため、その出現回数は任意です。
  • IMSデータベース内では、各セグメントタイプのオカレンスは1つだけですが、各セグメントタイプのオカレンスの数に制限はありません。