H2-database-drop
H2データベース-ドロップ
DROPは、一般的なSQL文法から取られたコマンドです。 このコマンドは、データベースコンポーネントとその構造をメモリから削除するために使用されます。 この章で説明するDropコマンドにはさまざまなシナリオがあります。
ドロップテーブル
ドロップテーブルは、それぞれのテーブルとその構造を削除するコマンドです。
構文
Drop Tableコマンドの一般的な構文は次のとおりです。
DROP TABLE [ IF EXISTS ] tableName [,...] [ RESTRICT | CASCADE ]
RESTRICTを使用しており、依存ビューを持つテーブルが存在する場合、コマンドは失敗します。 CASCADEキーワードを使用している場合、すべての依存ビューは削除されます。
例
この例では、次のクエリを使用してtestという名前のテーブルを削除します。
DROP TABLE test;
上記のクエリは、次の出力を生成します。
(6) row (s) effected
スキーマの削除
スキーマの削除は、データベースサーバーからそれぞれのスキーマを削除するコマンドです。 現在のスキーマでは機能しません。
構文
DROP SCHEMA [ IF EXISTS ] schemaName
例
この例では、次のクエリを使用して test_schema という名前のスキーマを削除します。
DROP SCHEMA TEST_SCHEMA;
上記のクエリは、次の出力を生成します。
(0) row(s) effected
ドロップシーケンス
ドロップシーケンスは、テーブル構造からシーケンスをドロップするために使用されるコマンドです。
構文
以下はDrop Sequenceコマンドの一般的な構文です。
DROP SEQUENCE [ IF EXISTS ] sequenceName
このコマンドは、この接続で開いているトランザクションをコミットします。
例
この例では、 sequence_id という名前のシーケンスを削除します。 以下はコマンドです。
DROP SEQUENCE sequence_id;
上記のコマンドは、次の出力を生成します。
(0) row (s) effected
ドロップビュー
ドロップビューは、既存のビューをドロップするために使用されるコマンドです。 CASCADE句を使用すると、すべての従属ビューも削除されます。
構文
Drop Viewコマンドの一般的な構文は次のとおりです。
DROP VIEW [ IF EXISTS ] viewName [ RESTRICT | CASCADE ]
例
この例では、次のクエリを使用して sample_view という名前のビューを削除します。
DROP VIEW sample_view;
上記のクエリは、次の出力を生成します。
(0) row (s) effected