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Excel 2010のデータ検証

データ検証

MS Excelデータ検証機能を使用すると、セルに入力できる内容を決定する特定のルールを設定できます。 たとえば、特定のセルのデータ入力を0〜10の整数に制限することができます。 ユーザーが無効な入力を行った場合、以下に示すようにカスタムメッセージを表示できます。

データ検証

検証基準

セルまたは範囲で許容されるデータのタイプを指定するには、以下の手順に従ってください。データ検証ダイアログボックスの3つのタブすべてが表示されます。

  • セルまたは範囲を選択します。
  • [データ]»[データツール]»[データ検証]を選択します。 Excelには、入力メッセージとエラーアラートの3つのタブ設定を持つデータ検証ダイアログボックスが表示されます。

設定タブ

ここで、必要な検証のタイプを設定できます。 [許可]ドロップダウンリストからオプションを選択します。 [データ検証]ダイアログボックスの内容が変更され、選択に基づいたコントロールが表示されます。

  • 任意の値-このオプションを選択すると、既存のデータ検証が削除されます。
  • 整数-ユーザーは整数を入力する必要があります。たとえば、エントリが50以上の整数であるように指定できます。
  • Decimal -ユーザーは数字を入力する必要があります。 たとえば、エントリが10以上20以下でなければならないことを指定できます。
  • リスト-ユーザーは、提供するエントリのリストから選択する必要があります。 この検証を使用してドロップダウンリストを作成します。 入力範囲を指定する必要があり、それらの値はドロップダウンに表示されます。
  • 日付-ユーザーは日付を入力する必要があります。 [データ]ドロップダウンリストの選択肢から有効な日付範囲を指定します。 たとえば、入力したデータが2013年1月1日以上、2013年12月31日以下であることを指定できます。
  • 時間-ユーザーは時間を入力する必要があります。 [データ]ドロップダウンリストの選択肢から有効な時間範囲を指定します。 たとえば、入力したデータが午後12:00以降であるように指定できます。
  • テキスト長-データの長さ(文字数)は制限されています。 [データ]ドロップダウンリストを使用して、有効な長さを指定します。 たとえば、入力したデータの長さが1(単一の英数字)になるように指定できます。
  • カスタム-このオプションを使用するには、ユーザーのエントリの有効性を決定する論理式を指定する必要があります(論理式はTRUEまたはFALSEを返します)。

データ検証設定タブ

入力メッセージタブ

このタブで入力ヘルプメッセージを設定できます。 [入力メッセージ]タブのタイトルと入力メッセージを入力すると、セルが選択されたときに入力メッセージが表示されます。

データ検証入力メッセージタブ

エラー警告タブ

このタブでエラーメッセージを指定できます。 タイトルとエラーメッセージを入力します。 必要に応じて、エラーのスタイルを停止、警告、または情報として選択します。

データ検証エラー警告タブ