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Power PivotTablesおよびPower PivotCharts
データセットが大きい場合は、数億行のデータを処理できるExcel Power Pivotを使用できます。 データは外部データソースにあり、Excel Power Pivotはメモリ最適化モードで動作するデータモデルを構築します。 計算を実行し、データを分析し、レポートに到達して結論と決定を引き出すことができます。 レポートは、Power PivotTableまたはPower PivotChartのいずれか、または両方の組み合わせとして作成できます。
Power Pivotをアドホックレポートおよび分析ソリューションとして利用できます。 したがって、Excelを実際に使用した経験のある人は、わずか数分でハイエンドのデータ分析と意思決定を実行でき、ダッシュボードに含めることができます。
Power Pivotの使用
次の目的でPower Pivotを使用できます-
- 強力なデータ分析を実行し、洗練されたデータモデルを作成します。
- 複数の異なるソースから大量のデータをすばやくマッシュアップするため。
- 情報分析を実行し、洞察をインタラクティブに共有するため。
- 主要業績評価指標(KPI)を作成するには。
- パワーピボットテーブルを作成します。
- Power PivotChartsを作成します。
PivotTableとPower PivotTableの違い
Power PivotTableは、レイアウトがPivotTableに似ていますが、次の違いがあります-
- PivotTableはExcelテーブルに基づいていますが、Power PivotTableはデータモデルの一部であるデータテーブルに基づいています。
- PivotTableは、単一のExcelテーブルまたはデータ範囲に基づいていますが、Power PivotTableは、データモデルに追加されていれば、複数のデータテーブルに基づくことができます。
- PivotTableはExcelウィンドウから作成されますが、Power PivotTableはPowerPivotウィンドウから作成されます。
パワーピボットテーブルの作成
データモデルにSalespersonとSalesという2つのデータテーブルがあるとします。 これらの2つのデータテーブルからPower PivotTableを作成するには、次の手順に従います-
- PowerPivotウィンドウのリボンの[ホーム]タブをクリックします。
- リボンの[ピボットテーブル]をクリックします。
- ドロップダウンリストで[ピボットテーブル]をクリックします。
[ピボットテーブルの作成]ダイアログボックスが表示されます。 [新しいワークシート]をクリックします。
OKボタンをクリックしてください。 Excelウィンドウで新しいワークシートが作成され、空のPower PivotTableが表示されます。
ご覧のとおり、Power PivotTableのレイアウトはPivotTableのレイアウトと似ています。
ワークシートの右側にピボットテーブルフィールドリストが表示されます。 ここでは、ピボットテーブルとのいくつかの違いが見つかります。 Power PivotTable Fieldsリストには、ACTIVEとALLの2つのタブがあり、タイトルの下とフィールドリストの上に表示されます。 ALLタブが強調表示されます。 ALLタブには、データモデルのすべてのデータテーブルが表示され、ACTIVEタブには、手元のPower PivotTableに選択されたすべてのデータテーブルが表示されます。
- [すべて]の下の[ピボットテーブルフィールド]リストでテーブル名をクリックします。
チェックボックス付きの対応するフィールドが表示されます。
- 各テーブル名には、左側にシンボルTable Nameがあります。
- このシンボルにカーソルを置くと、そのデータテーブルのデータソースとモデルテーブル名が表示されます。
- 営業担当者を営業担当者テーブルからROWSエリアにドラッグします。
- [アクティブ]タブをクリックします。
PowerPivotTableにSalespersonフィールドが表示され、ACTIVEタブの下にテーブルSalespersonが表示されます。
- [すべて]タブをクリックします。
- [販売]テーブルの[月と注文金額]をクリックします。
- [アクティブ]タブをクリックします。
両方のテーブル– SalesとSalespersonがACTIVEタブの下に表示されます。
- MonthをCOLUMNSエリアにドラッグします。
- 「リージョン」を「フィルター」エリアにドラッグします。
- [地域]フィルターボックスの[すべて]の横にある矢印をクリックします。
- [複数のアイテムを選択]をクリックします。
- 北と南をクリックします。
- OKボタンをクリックしてください。 列ラベルを昇順で並べ替えます。
Power PivotTableは、データを調査およびレポートするために動的に変更できます。
PowerPivotChartの作成
Power PivotChartは、データモデルに基づいており、Power Pivotウィンドウから作成されたPivotChartです。 Excel PivotChartに似た機能がいくつかありますが、より強力な機能は他にもあります。
次のデータモデルに基づいてPower PivotChartを作成するとします。
- PowerPivotウィンドウのリボンの[ホーム]タブをクリックします。
- [ピボットテーブル]をクリックします。
- ドロップダウンリストで[ピボットグラフ]をクリックします。
[ピボットグラフの作成]ダイアログボックスが表示されます。 [新しいワークシート]をクリックします。
- OKボタンをクリックしてください。 空のピボットグラフがExcelウィンドウの新しいワークシートに作成されます。 この章では、PivotChartと言うとき、Power PivotChartを指します。
ご覧のとおり、データモデルのすべてのテーブルが[ピボットグラフフィールド]リストに表示されます。
- PivotChart FieldsリストでSalespersonテーブルをクリックします。
- フィールド–営業担当者と地域をAXISエリアにドラッグします。
選択した2つのフィールドの2つのフィールドボタンがピボットグラフに表示されます。 これらは軸フィールドボタンです。 フィールドボタンの使用は、ピボットグラフに表示されるデータをフィルター処理することです。
- 4つの各テーブル(East_Sales、North_Sales、South_Sales、West_Sales)からTotalSalesAmountをVALUE VALUESエリアにドラッグします。
あなたが観察できるように、以下がワークシートに表示されます-
- ピボットグラフでは、縦棒グラフがデフォルトで表示されます。
- LEGENDエリアに、∑ VALUESが追加されます。
- 値は、ピボットグラフの凡例にタイトル値とともに表示されます。
- 値フィールドボタンがピボットグラフに表示されます。
凡例と値フィールドボタンを削除して、PivotChartをより見やすくすることができます。
- PivotChartの右上隅にあるADDボタンをクリックします。
- チャート要素の凡例を選択解除します。
- 値フィールドのボタンを右クリックします。
- ドロップダウンリストで[チャートの値フィールドボタンを非表示]をクリックします。
チャートの値フィールドボタンは非表示になります。
フィールドボタンや凡例の表示は、ピボットグラフのコンテキストに依存することに注意してください。 何を表示する必要があるかを決める必要があります。
Power PivotTableの場合と同様に、Power PivotChart Fieldsリストには、ACTIVEとALLの2つのタブが含まれています。 さらに、4つの領域があります-
- AXIS(カテゴリ)
- LEGEND(シリーズ)
- VALUE値
- フィルター
ご覧のとおり、凡例には∑の値が入力されています。 さらに、表示されているデータのフィルタリングを容易にするために、フィールドボタンがピボットグラフに追加されます。 フィールドボタンの矢印をクリックして、Power PivotChartに表示する値を選択/選択解除できます。
テーブルとチャートの組み合わせ
Power Pivotは、データ探索、視覚化、レポート作成のために、Power PivotTableとPower PivotChartのさまざまな組み合わせを提供します。
説明に使用するPower Pivotの次のデータモデルを検討してください-
Power Pivotでは、次の表とグラフの組み合わせを使用できます。
- グラフと表(水平)-同じワークシート内で横に並べてPower PivotChartとPower PivotTableを作成できます。
チャートとテーブル(垂直)-同じワークシート内で上下に1つずつ、Power PivotChartとPower PivotTableを作成できます。
これらの組み合わせやその他の組み合わせは、[Power Pivot]ウィンドウのリボンの[PivotTable]をクリックすると表示されるドロップダウンリストで利用できます。
Power Pivotの階層
Power Pivotの階層を使用して、計算を行い、ネストされたデータをドリルアップおよびドリルダウンできます。
この章の図については、次のデータモデルを検討してください。
データモデルのダイアグラムビューで階層を作成できますが、単一のデータテーブルのみに基づいています。
- データテーブルのメダルの列-Sport、DisciplineID、Eventの順にクリックします。 意味のある階層を作成するには順序が重要であることを忘れないでください。
- 選択範囲を右クリックします。
- ドロップダウンリストで[階層の作成]をクリックします。
子レベルとして3つの選択されたフィールドを持つ階層フィールドが作成されます。
- 階層名を右クリックします。
- ドロップダウンリストで[名前の変更]をクリックします。
- EventHierarchyなどの意味のある名前を入力します。
データモデルで作成した階層を使用して、PowerPivotTableを作成できます。
- Powerピボットテーブルを作成します。
ご覧のとおり、[ピボットテーブルフィールド]リストでは、EventHierarchyがメダルテーブルのフィールドとして表示されます。 メダルテーブルの他のフィールドは折りたたまれ、[その他のフィールド]として表示されます。
- EventHierarchyの前にある矢印Infront Arrowをクリックします。
- [その他のフィールド]の前にある矢印画像:/excel_dashboards/images/infront_arrow.jpg [Infront Arrow]をクリックします。
EventHierarchyの下のフィールドが表示されます。 メダルテーブルのすべてのフィールドが[その他のフィールド]の下に表示されます。
次のようにフィールドをPower PivotTableに追加します-
- EventHierarchyをROWSエリアにドラッグします。
- メダルを∑ VALUESエリアにドラッグします。
ご覧のとおり、Sportフィールドの値は、Powerピボットテーブルの前に+記号が付いて表示されます。 各スポーツのメダル数が表示されます。
- Aquaticsの前の+記号をクリックします。 Aquaticsの下のDisciplineIDフィールド値が表示されます。
- 表示される子D22をクリックします。 D22の下のイベントフィールドの値が表示されます。
ご覧のとおり、メダルレベルは、親レベル(DisciplineID)で集計されるイベントに与えられ、さらに親レベル(スポーツ)で集計されます。
パワーピボットテーブルで階層を使用した計算
Power PivotTableの階層を使用して計算を作成できます。 たとえば、EventsHierarchyでは、noを表示できます。 いいえの割合として子供レベルでのメダルの。 次のように、その親レベルでのメダルの–
- イベントのメダル数の値を右クリックします。
- ドロップダウンリストの[値フィールドの設定]をクリックします。
[値フィールドの設定]ダイアログボックスが表示されます。
- [値を表示]タブをクリックします。
- [値を表示]ボックスをクリックします。
- 親行合計の%をクリックします。
- OKボタンをクリックしてください。
ご覧のとおり、子レベルは親合計の割合として表示されます。 これを確認するには、親の子レベルのパーセント値を合計します。 合計は100%になります。
階層のドリルアップとドリルダウン
クイックエクスプローラーツールを使用して、Power PivotTableの階層のレベルをすばやくドリルアップおよびドリルダウンできます。
- パワーピボットテーブルの[イベント]フィールドの値をクリックします。
- 選択した値を含むセルの右下隅に表示されるクイック探索ツール-探索ツールをクリックします。
[ドリルアップ]オプションのある[エクスプローラ]ボックスが表示されます。 これは、イベントの下に子レベルがないため、イベントからのみドリルアップできるためです。
- ドリルアップをクリックします。 Power PivotTableデータは、分野レベルまでドリルアップされます。
- 値を含むセルの右下隅に表示されるクイック探索ツール-探索ツールをクリックします。
EXPLOREボックスが表示され、Drill UpおよびDrill Downオプションが表示されます。 これは、規律からスポーツにドリルアップしたり、イベントレベルにドリルダウンしたりできるためです。
これにより、PowerPivotTableの階層をすばやく上下に移動できます。
共通のスライサーを使用する
スライサーを挿入し、Power PivotTablesおよびPower PivotChartsで共有できます。
- Power PivotChartとPower PivotTableを横に並べて作成します。
- Power PivotChartをクリックします。
- DisciplinesをDisciplinesテーブルからAXISエリアにドラッグします。
- メダルをメダル表から∑ VALUESエリアにドラッグします。
- Power PivotTableをクリックします。
- DisciplinesをDisciplinesテーブルからROWSエリアにドラッグします。
- メダルをメダル表から∑ VALUESエリアにドラッグします。
- リボンの[ピボットツール]の[分析]タブをクリックします。
- [スライサーの挿入]をクリックします。
[スライサーの挿入]ダイアログボックスが表示されます。
- メダルテーブルのNOC_CountryRegionとSportをクリックします。
- OKをクリックしてください。
2つのスライサー-NOC_CountryRegionおよびSportが表示されます。
- 以下に示すように、Power PivotTableの横に適切に整列するように配置とサイズを調整します。
- NOC_CountryRegionスライサーで[USA]をクリックします。
- Sport SlicerのAquaticsをクリックします。
Powerピボットテーブルは、選択した値にフィルターされます。
ご覧のとおり、Power PivotChartはフィルター処理されていません。 同じフィルターでPower PivotChartをフィルター処理するには、Power PivotTableで使用したものと同じスライサーを使用できます。
- NOC_CountryRegion Slicerをクリックします。
- リボンのスライサーツールの[オプション]タブをクリックします。
- [スライサー]グループの[レポート接続]をクリックします。
NOC_CountryRegionスライサーの[レポート接続]ダイアログボックスが表示されます。
ご覧のとおり、ブック内のすべてのPowerPivotTablesおよびPower PivotChartsがダイアログボックスに一覧表示されています。
- 選択したPower PivotTableと同じワークシートにあるPower PivotChartをクリックします。
- OKボタンをクリックしてください。
- Sport Slicerについて繰り返します。
Power PivotChartは、2つのスライサーで選択された値にフィルターされます。
次に、Power PivotChartおよびPower PivotTableに詳細を追加できます。
- Power PivotChartをクリックします。
- 性別を凡例領域にドラッグします。
- Power PivotChartを右クリックします。
- [チャートタイプの変更]をクリックします。
- [チャートタイプの変更]ダイアログボックスで[積み上げ列]を選択します。
- Powerピボットテーブルをクリックします。
- ROWSエリアにイベントをドラッグします。
- リボンの[ピボットツール]の[デザイン]タブをクリックします。
- [レポートレイアウト]をクリックします。
- ドロップダウンリストで[アウトラインフォーム]をクリックします。
ダッシュボードの美的レポート
Power PivotTablesおよびPower PivotChartsを使用して美的レポートを作成し、ダッシュボードに含めることができます。 前のセクションで見たように、レポートレイアウトオプションを使用して、レポートのルックアンドフィールを選択できます。 たとえば、オプション-[アウトラインフォームに表示]および[縞模様の行]を選択すると、次のようなレポートが表示されます。
ご覧のとおり、フィールド名は行ラベルと列ラベルの代わりに表示され、レポートは一目瞭然です。
[選択]ペインの最終レポートに表示するオブジェクトを選択できます。 たとえば、作成して使用したスライサーを表示したくない場合は、選択ペインで選択を解除するだけで非表示にできます。