Electronic-measuring-instruments-transducers
変換器
基本的に、トランスデューサーは、あるエネルギーを別のエネルギーに変換します。 非電気形式のエネルギーを電気形式のエネルギーに変換する変換器は、*電気変換器*として知られています。 電気変換器の*ブロック図*を下の図に示します。
図に示すように、電気トランスデューサーは電気エネルギーを持つ出力を生成します。 電気トランスデューサーの出力は、非電気エネルギーを持つ入力と同等です。
電気変換器の種類
主に、電気変換器は次の* 2タイプ*に分類できます。
- アクティブトランスデューサー
- パッシブトランスデューサー
次に、これら2種類のトランスデューサーについて簡単に説明します。
アクティブトランスデューサー
電圧や電流などの電気量の1つを生成できるトランスデューサーは、「アクティブトランスデューサー」と呼ばれます。 外部電源を必要としないため、自己生成トランスデューサとも呼ばれます。
アクティブなトランスデューサーの*ブロック図*を下の図に示します。
図に示すように、アクティブなトランスデューサーは、非電気的な入力量(または信号)と同等の電気量(または信号)を生成します。
例
以下はアクティブなトランスデューサーの例です。
- ピエゾ電気変換器
- 光電変換器
- 熱電変換器
これらのアクティブトランスデューサについては、次の章で説明します。
パッシブトランスデューサー
電圧や電流などの電気量を生成できないトランスデューサーは、「パッシブトランスデューサー」と呼ばれます。 ただし、抵抗(R)、インダクタ(L)、コンデンサ(C)などの受動素子の1つにばらつきが生じます。 パッシブトランスデューサーには外部電源が必要です。
パッシブトランスデューサーの*ブロック図*を下の図に示します。
図に示すように、パッシブトランスデューサは、非電気入力量(または信号)の変動に応じてパッシブエレメントに変動を生じさせます。
例
以下は、パッシブトランスデューサーの例です。
- 抵抗トランスデューサー
- 誘導トランスデューサー
- 容量性トランスデューサ
これらのパッシブトランスデューサーについては、後の章で説明します。