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マルチメーター

前の章で、電圧計、電流計、および抵抗計について説明しました。 これらの測定器は、電圧、電流、抵抗をそれぞれ測定するために使用されます。 つまり、電圧、電流、抵抗を測定するための*個別の測定器*があります。

単一の測定器を使用して、電圧、電流、抵抗などの量を一度に1つずつ測定できる場合、それは*マルチメーター*と呼ばれます。 一度に複数の電気量を測定できるため、マルチメーターという名前が付いています。

マルチメーターを使用した測定

  • マルチメーター*は、DCおよびAC電圧、DCおよびAC電流、およびいくつかの範囲の抵抗を測定するために使用される機器です。 電子マルチメーターまたは電圧オームメーター(VOM)とも呼ばれます。

直流電圧測定

DC電圧の測定に使用できるマルチメーターの*回路図*の部分を下の図に示します。

熱電対のブロック図

上記の回路は、マルチレンジDC電圧計のように見えます。 PMMC検流計と直列の抵抗の組み合わせは、* DC電圧計*です。 そのため、特定の値までのDC電圧の測定に使用できます。

抵抗値を大きくすることで、同じDC電圧計で測定できるDC電圧の範囲を広げることができます。 抵抗器を series に接続すると、等価抵抗値が増加します。

上記の回路では、PMMC検流計と直列の抵抗$ R _ \ {5} $の組み合わせを使用して、最大 2.5V のDC電圧を測定できます。 前の回路と直列に抵抗$ R _ \ {4} $を接続することにより、最大 10V のDC電圧を測定できます。 このようにして、前の(以前の)回路と直列に抵抗を接続するだけで、DC電圧の範囲を広げることができます。

スイッチSを目的の電圧範囲に接続することにより、電気回路の任意の2点のDC電圧を測定できます。

DC電流測定

DC電流の測定に使用できるマルチメータの*回路図*の部分を以下の図に示します。

マルチメータの回路図

上記の回路は、マルチレンジDC電流計のように見えます。 PMMC検流計と並列の抵抗の組み合わせは* DC電流計*です。 そのため、特定の値までのDC電流の測定に使用できます。

抵抗器を前の抵抗器と並列に配置することにより、同じDC電流計で測定したDC電流の*異なる範囲*を取得できます。 上記の回路では、抵抗器$ R _ \ {1} $がPMMC検流計と直列に接続されており、大電流による計器の損傷を防ぎます。

スイッチSを目的の電流範囲に接続することにより、電気回路の任意の2点を流れるDC電流を測定できます

AC電圧測定

AC電圧の測定に使用できるマルチメーターの*回路図*の部分を以下の図に示します。

AC電圧測定

上記の回路は、*マルチレンジAC電圧計*のように見えます。 整流器をDC電圧計と直列(カスケード)に配置するだけでAC電圧計が得られることがわかっています。 上記の回路は、ダイオードの組み合わせと抵抗$ R _ \ {6} $を抵抗、$ R _ \ {5} $およびPMMC検流計の間に配置するだけで作成されました。

スイッチSを目的の電圧範囲に接続することにより、電気回路の任意の2点のAC電圧を測定できます。

抵抗測定

抵抗を測定するために使用できるマルチメータの*回路図*の部分を下の図に示します。

抵抗測定

測定を行う前に、次の2つのタスクを実行する必要があります。

  • 機器の短絡
  • メーターがフルスケール電流を示すまで、ゼロ調整コントロールを変更します。 つまり、メーターはゼロ抵抗値を示します。

さて、上記の回路はシャント抵抗計として動作し、1のスケール乗算を持ちます。 10 ^ 0 ^。 また、高抵抗を測定するためのスケール乗算として、10の高次のべき乗を考慮することができます。