Dax-functions-dax-addmissingitems-function

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DAXフィルター-ADDMISSINGITEMS関数

説明

複数の列の項目の組み合わせがまだ存在しない場合、それらをテーブルに追加します。 追加するアイテムの組み合わせの決定は、列のすべての可能な値を含むソース列の参照に基づきます。

DAX ADDMISSINGITEMS関数は、Excel 2016の新機能です。

構文

ADDMISSINGITEMS (<showAllColumn>, [<showAllColumn>] …,
   <table>, <groupingColumn>, [<groupingColumn>] …, [<filterTable>] …)

ADDMISSINGITEMS (<showAllColumn>, [<showAllColumn>] …,
   <table>, [ROLLUPISSUBTOTAL (<groupingColumn>, <isSubtotal_columnName>,
   [<groupingColumn>, [<isSubtotal_columnName>]] …)], [<filterTable>] …)

パラメーター

Sr.No. Parameter & Description
1

showAllColumn

使用される計算フィールドのデータがないアイテムを返す列。

2

table

使用される計算フィールドのデータ(NON EMPTY)を持つすべてのアイテムを含むテーブル。

3

groupingColumn

指定されたテーブル引数でグループ化するために使用される列。

4

isSubtotal_columnName

対応するgroupingColumn列のISSUBTOTAL値を含む、指定されたテーブル引数のブール列。

5

filterTable

データのないアイテムの特定の組み合わせを追加するかどうかを決定するロジックに含めるフィルターを表すテーブル。 ADDMISSINGITEMSがフィルターによって削除されたために存在しないアイテムの組み合わせを追加するのを避けるために使用されます。

備考

評価するために異なる列から項目の組み合わせを決定するには-

  • AutoExistは、同じテーブル内の列に適用されます。
  • CrossJoinは異なるテーブルに適用されます。

ROLLUPGROUPを使用したADDMISSINGITEMS

ROLLUPGROUPは、指定されたテーブル引数に存在するROLLUPGROUPを反映するために、ROLLUPISSUBTOTAL関数内で使用されます。

制限事項

  • ROLLUPISSUBTOTALを使用して、指定されたテーブル引数または同等の行を定義し、他の方法でISSUBTOTAL列を追加する場合は、ADDDMISSINGITEMS内で同じ引数を指定してROLLUPISSUBTOTALを使用する必要があります。 これは、指定されたテーブル引数を定義するためにROLLUPISSUBTOTALとともに使用される場合、ROLLUPGROUPにも当てはまります。
  • ADDMISSINGITEMS関数では、指定されたテーブル引数をROLLUPISSUBTOTALを使用して定義する場合、各グループごとに対応するISSUBTOTAL列、または指定されたテーブル引数にROLLUPGROUPが存在する必要があります。 また、ISSUBTOTAL列の名前は、ADDMISSINGITEMS内のROLLUPISSUBTOTAL関数で指定する必要があり、指定したテーブル引数のブール列の名前と一致する必要があります。 これにより、ADDMISSINGITEMS関数は、行が他の空白値からの小計行であるという事実から生じる空白値を識別することができます。
  • ROLLUPGROUPをROLLUPISSUBTOTALとともに使用して、指定されたテーブル引数を定義する場合、ROLLUPGROUPごとにISSUBTOTAL列名を1つだけ指定し、指定したテーブル引数の対応するISSUBTOTAL列名と一致する必要があります。

ADDMISSINGITEMS関数は、追加する空白行のIsSubtotal列のBLANK値を返します。

= ADDMISSINGITEMS (Products, FILTER (Products,Products[Product]="Air Purifier"))