Batch-script-aliases

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バッチスクリプト-エイリアス

エイリアスとは、既存のコマンドのショートカットまたはキーワードを作成することです。 ディレクトリ一覧に必要な詳細をすべて表示しないように、/wオプションを指定したディレクトリ一覧コマンドにすぎない以下のコマンドを実行するとします。

Dir/w

このコマンドへのショートカットを次のように作成するとします。

dw = dir/w
*dir/w* コマンドを実行する場合は、 *dw* という単語を入力するだけです。 「dw」という単語は、Dir/wコマンドのエイリアスになりました。

エイリアスを作成する

エイリアスは、 doskey コマンドを使用して管理されます。

構文

DOSKEY [options] [macroname=[text]]

どこで

  • マクロ名-マクロの短縮名。
  • text -呼び出したいコマンド。

以下は、DOSKEYコマンドに表示できるオプションの説明です。

S.No. Options & Description
1.

/REINSTALL

Doskeyの新しいコピーをインストールします

2.

/LISTSIZE = size

コマンド履歴バッファーのサイズを設定します。

3.

/MACROS

すべてのDoskeyマクロを表示します。

4.

/MACROS:ALL

Doskeyマクロを持つすべての実行可能ファイルのすべてのDoskeyマクロを表示します。

5.

/MACROS:exename

指定された実行可能ファイルのすべてのDoskeyマクロを表示します。

6.

/HISTORY

メモリに保存されているすべてのコマンドを表示します。

7.

/INSERT

入力する新しいテキストが古いテキストに挿入されることを指定します。

8.

/OVERSTRIKE

新しいテキストが古いテキストを上書きすることを指定します。

9.

/EXENAME = exename

実行可能ファイルを指定します。

10.

/MACROFILE = filename

インストールするマクロのファイルを指定します。

11.

macroname

作成するマクロの名前を指定します。

12.

text

記録するコマンドを指定します。

keys.batという新しいファイルを作成し、ファイルに次のコマンドを入力します。 次のコマンドは2つのエイリアスを作成します。1つはcdコマンド用で、testというディレクトリに自動的に移動します。 もう1つはdirコマンド用です。

@echo off
doskey cd = cd/test
doskey d = dir

コマンドを実行すると、コマンドプロンプトでこれらのエイリアスを実行できます。

出力

次のスクリーンショットは、上記で作成されたバッチファイルが実行された後、「d」コマンドを自由に入力でき、ディレクトリリストが表示され、エイリアスが作成されたことを示します。

エイリアスの出力例

エイリアスを削除する

エイリアスまたはマクロは、マクロの値をNULLに設定することにより削除できます。

@echo off
doskey cd = cd/test
doskey d = dir
d=

上記の例では、最初にマクロdをd = dirに設定しています。 その後、NULLに設定します。 dの値をNULLに設定しているため、マクロdは削除されます。

エイリアスの置き換え

エイリアスまたはマクロは、マクロの値を新しい目的の値に設定することで置き換えることができます。

@echo off
doskey cd = cd/test
doskey d = dir

d = dir/w

上記の例では、最初にマクロdをd = dirに設定しています。 その後、dir/wに設定します。 dの値を新しい値に設定したため、エイリアス「d」が新しい値を取得します。