Antenna-theory-full-wave-dipole

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アンテナ理論-全波ダイポール

ダイポールの長さ、つまり 総ワイヤは、全波長*λ*に等しく、*全波ダイポール*と呼ばれます。 全波長ダイポールが送信または受信のいずれかに使用される場合、放射がどのようになるかを見てみましょう。

全波ダイポールの構築と動作

電圧と電流の分布を備えた全波ダイポールを以下に示します。 波の正と負の両方のピークは、それぞれ正と負の電圧を誘導します。 ただし、誘導電圧は互いに打ち消し合うため、放射の問題はありません。

上図は、長さが*λ*の全波ダイポールの電圧分布を示しています。 2つの半波ダイポールが結合して全波ダイポールを形成していることがわかります。

全波ダイポール

正の電荷と負の電荷を同時に誘導するときの電圧パターンは、図に示すように互いに相殺します。 誘導された電荷はキャンセルされるため、それ以上放射を試みることはありません。 全波伝送ダイポールの場合、出力放射はゼロになります。

放射パターン

放射パターン、指向性、ゲインがないため、全波ダイポールがアンテナとして使用されることはほとんどありません。 つまり、アンテナは放射しますが、それは単なる熱放散であり、電力の浪費です。

デメリット

以下は、全波ダイポールアンテナの欠点です。

  • 熱放散
  • 権力の浪費
  • 放射パターンなし
  • 指向性もゲインもない

これらの欠点により、全波ダイポールはほとんど使用されません。