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FORECAST.ETS.SEASONALITY関数
説明
FORECAST.ETS.SEASONALITY関数は、指定された時系列に対してExcelが検出する反復パターンの長さを返します。
FORECAST.ETS.SeasonalityをFORECAST.ETSの後に使用して、どの自動季節性がFORECAST.ETSで検出および使用されたかを識別することができます。 FORECAST.ETSから独立して使用することもできますが、この関数で検出される季節性は、データ補完に影響する同じ入力パラメーターを考慮して、FORECAST.ETSで使用される季節性と同一であるため、関数は関連付けられています。
構文
FORECAST.ETS.SEASONALITY (values, timeline, [data_completion], [aggregation])
引数
Argument | Description | Required/Optional |
---|---|---|
Values | Values are the historical values, for which you want to forecast the next points. | Required |
Timeline |
The independent array or range of numeric data. The dates in the timeline must have a consistent step between them and cannot be zero. ただし、FORECAST.ETS.SEASONALITYは最大30%の欠落データをサポートし、自動的に調整します。 FORECAST.ETS.SEASONALITYは計算のために暗黙的にソートするため、タイムラインをソートする必要はありません。 |
Required |
Data_completion |
FORECAST.ETS.SEASONALITY supports up to 30% missing data in the timeline and will automatically adjust for it based on Data_completion. デフォルト値の1は、不足しているポイントを補完して、隣接するポイントの平均になるようにします。 0は、欠損点をゼロとして考慮するアルゴリズムを示します。 |
Optional |
Aggregation |
Although the timeline requires a constant step between data points, FORECAST.ETS.SEASONALITY will aggregate multiple points which have the same time stamp. 集計パラメーターは、同じタイムスタンプを持つ複数の値を集計するために使用されるメソッドを示す数値です。 デフォルト値の0はAVERAGEを使用しますが、他のオプションはSUM、COUNT、COUNTA、MIN、MAX、およびMEDIANです。 |
Optional |
ノート
- FORECAST.ETS.SEASONALITY関数がExcel 2016に追加されました。
- この関数は、指数トリプルスムージング(ETS)などの高度な機械学習アルゴリズムを使用します。
- 提供されたタイムラインで一定のステップを特定できない場合、FORECAST.ETS.SEASONALITYは#NUM!を返します。 エラー。
- タイムラインに重複する値が含まれている場合、FORECAST.ETS.SEASONALITYは#VALUE!を返します。 エラー。
- タイムラインと値の範囲が同じサイズでない場合、FORECAST.ETS.SEASONALITYは#N/Aエラーを返します。
適用範囲
Excel 2016