Advanced-excel-functions-advanced-excel-lookup-reference-match-function

ルックアップとリファレンス-MATCH関数

説明

MATCH関数は、セルの範囲で指定されたアイテムを検索し、範囲内のそのアイテムの相対位置を返します。

アイテム自体ではなく範囲内のアイテムの位置が必要な場合は、LOOKUP関数の1つではなくMATCHを使用します。 E.g. MATCH関数を使用して、INDEX関数のrow_num引数の値を提供できます。

構文

MATCH (lookup_value, lookup_array, [match_type])

引数

Argument	Description	Required/Optional
lookup_value	The value that you want to match in lookup_array. E.g. when you look up someone’s number in a telephone book, you are using the person’s name as the lookup value, but the telephone number is the value you want. lookup_value引数には、値（数値、テキスト、または論理値）または数値、テキスト、または論理値へのセル参照を指定できます。	Required
lookup_array	The range of cells being searched.	Required
match_type	The number -1, 0, or 1. match_type引数は、lookup_valueをlookup_arrayの値と照合する方法を指定します。 この引数のデフォルト値は1です。 関数がmatch_type引数に基づいて値を見つける方法については、以下を参照してください。	Optional

match_type	What MATCH Function Finds
1 or omitted	MATCH finds the largest value that is less than or equal to lookup_value. lookup_array引数の値は、昇順で配置する必要があります。例：…​- 2、-1、0、1、2 …​ A-Z、FALSE、TRUE。
0	MATCH finds the first value that is exactly equal to lookup_value. lookup_array引数の値の順序は任意です。
-1	MATCH finds the smallest value that is greater than or equal to lookup_value. lookup_array引数の値は、降順で配置する必要があります。たとえば、TRUE、FALSE、Z-A …​ 2、1、0、-1、-2 …​などです。

ノート

• MATCHは、値自体ではなく、lookup_array内の一致した値の位置を返します。 E.g. MATCH（ "b"、\ {"a"、 "b"、 "c"}、0）は2を返します。これは、配列\ {"a"、 "b"、 "c内の" b "の相対位置です。 「}
• MATCHは、テキスト値を照合するときに大文字と小文字を区別しません。
• MATCHが一致の検索に失敗した場合、＃N/Aエラー値を返します。
• match_typeが0で、lookup_valueがテキスト文字列の場合、lookup_value引数でワイルドカード文字（疑問符（？）およびアスタリスク（*））を使用できます。
• 疑問符は任意の1文字と一致します
• アスタリスクは、任意の文字シーケンスに一致します
• 実際の疑問符またはアスタリスクを検索する場合は、文字の前にチルダ（〜）を入力します
• lookup_arrayの順序が正しくない場合、Match Functionは間違った結果を返します
• 関数がlookup_valueに一致するものを見つけられない場合、Match Functionは＃N/Aエラー値を返します。 これは起こりうる
• match_type = 0で、lookup_valueの完全一致がlookup_array内に見つからない場合
• match_type = 1または省略され、lookup_arrayの最初の値がif match_type = 1 lookup_valueよりも大きい場合（つまり、配列が昇順であり、lookup_value以下の最も近い一致がない場合）。
• match_type = -1で、lookup_arrayの最初の値がlookup_valueよりも小さい場合（したがって、配列が降順の場合、lookup_value以上の最も近い一致はありません）。
• lookup_valueまたはlookup_arrayの値のいずれかに見えない文字がある場合。
• lookup_valueとlookup_arrayのデータのデータ型が異なる場合。

適用範囲

Excel 2007、Excel 2010、Excel 2013、Excel 2016

例

Match Function