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GETPIVOTDATAファンクション
説明
GETPIVOTDATA関数は、ピボットテーブルレポートに保存されているデータを返します。 サマリーデータがレポートに表示されていれば、これを使用して、ピボットテーブルレポートからサマリーデータを取得できます。
値を返すセルに=(等号)を入力し、返すデータを含むピボットテーブルレポートのセルをクリックすると、簡単なGETPIVOTDATA数式をすばやく入力できます。 その後、ExcelはGETPIVOTDATA関数をアクティブセルに自動的に挿入します。
このGETPIVOTDATA関数をすばやく入力するには、「ピボットテーブル参照にGetPivotData関数を使用する」Excelオプションを有効にする必要があります。
次の手順を使用します-
- *ステップ1 *-[ファイル]→[オプション]をクリックします。 Excelオプションウィンドウが表示されます。
- *ステップ2 *-左ペインの[式]をクリックします。
- *ステップ3 *-[式の操作]セクションで[ピボットテーブル参照にGetPivotData関数を使用する]を選択します。
- *ステップ4 *-[OK]をクリックします。
構文
GETPIVOTDATA (data_field, pivot_table, [field1, item1, field2, item2] ...)
引数
Argument | Description | Required/Optional |
---|---|---|
data_field | The name, enclosed in quotation marks, for the data field that contains the data that you want to retrieve. | Required |
pivot_table |
A reference to any cell, range of cells, or named range of cells in a PivotTable report. この情報は、取得するデータがどのピボットテーブルレポートに含まれているかを判断するために使用されます。 |
Required |
field1, item1, field2, item2 |
1 to 126 pairs of field names and item names that describe the data that you want to retrieve. ペアの順序は任意です。 フィールド名および日付と数字以外のアイテムの名前は引用符で囲まれています。 OLAPピボットテーブルレポートの場合、アイテムにはディメンションのソース名とアイテムのソース名を含めることができます。 OLAPピボットテーブルのフィールドとアイテムのペアは次のようになります- 「[製品]」、「[製品]。[すべての製品]。[食品]。[焼き菓子]」 |
Optional |
ノート
- 計算されたフィールドまたはアイテムとカスタム計算は、GETPIVOTDATA計算に含まれます。
- pivot_tableが2つ以上のPivotTableレポートを含む範囲である場合、データは範囲内で最後に作成されたレポートから取得されます。
- フィールドとアイテムの引数が単一のセルを記述する場合、そのセルの値は、文字列、数値、エラーなどに関係なく返されます。
- アイテムに日付が含まれる場合、ワークシートが別の場所で開かれた場合に値が保持されるように、値はシリアル番号として表されるか、DATE関数を使用して入力する必要があります。
- たとえば、1999年3月5日の日付を参照するアイテムは、36224またはDATE(1999,3,5)として入力できます。
- 時間は10進数値として入力するか、TIME関数を使用して入力できます。
- pivot_tableがPivotTableレポートが見つかる範囲ではない場合、GETPIVOTDATAは#REF!を返します。 エラー値
- 引数が可視フィールドを記述しない場合、またはフィルターされたデータが表示されないレポートフィルターが引数に含まれる場合、GETPIVOTDATAは#REF!を返します。 エラー値
- data_field、[field]、または[item]引数で指定されたフィールドは、指定されたピボットテーブル内の有効なフィールドではありません。GETPIVOTDATAは#REF!を返します。 エラー値
適用範囲
Excel 2007、Excel 2010、Excel 2013、Excel 2016